釣りに興味がある方は川や海のそばにあるキャンプ場を選ぶと一石二鳥で楽しめます。
今回は川釣りについてまとめています。
川釣りのできるキャンプ場の特徴やどんな魚が釣れるかなど、川釣りを兼ねたキャンプについてみていきましょう。
緑に囲まれた大自然の中で、釣りを楽しんだあとは、釣った魚を焼いて食べるのも最高ですよ。
Contents
川釣りのできるキャンプ場とはどんな場所?
川釣り(渓流釣り)を兼ねてキャンプを楽しむのであれば、キャンプ場に「管理釣り場」として併設されているところがいいでしょう。
また普段から釣りをされている方であれば、遊漁券が販売されている川が近くにあるキャンプ場を選択するのも方法です。
キャンプ場の近くに安全に釣りができそうな渓流のある場所を探してみましょう。
初心者は管理釣り場があるキャンプ場がおすすめ
管理釣り場とは、人工的に作られた池や川、川の一定区画に釣り用として魚を放流し、そこで釣りを楽しめる場所です。
釣りをする場合は、料金を払います。
昔からあるような釣り堀とも似ていますが、より自然の水辺に近い雰囲気で作られており、スポーツやゲーム間隔で釣りを楽しむことができます。
道具の貸出もおこなっている場所が多いので、通常のキャンプ道具だけでも十分楽しめるのが管理釣り場を利用するメリットです。
渓流釣りができるキャンプ場の選ぶ時のポイント
管理釣り場で釣りを楽しめるキャンプ場を選ぶ際、キャンプ場ごとに定められたルールなどが少しずつ違いますのであらかじめ確認しておきましょう。
キャンプ場に行くまでに確認したいポイント
管理釣り場で確認したいポイントとしては、
- そこの場所でできる釣りの種類
- 貸出道具以外の持ち込みについてのルール
- どれぐらい料金がかかるのか
- 釣った魚は何匹まで持ち帰り可能か
などです。
川釣りの種類について
川釣りの種類としては、主にルアー、フライ、餌付けなどがあり、管理釣り場ではそれらの釣り方が可能なところも多いですが、中には特定の釣りができない管理釣り場も存在します。
例えば、ルアーフィッシングは、エサが不要で、仕掛けが簡単、ミミズやゴカイなどに触らなくてもいいなど、いくつかメリットがあります。
釣りをやったことのある方ですとそれぞれの違いをおさえた上で、こだわりの釣り方があるかもしれませんが、ルアー釣りをしようと思ってキャンプ場についてからルアー釣りが禁止されていたということにならないためにも事前に管理釣り場に確認をとってからでかけましょう。
貸出道具以外の持ち込みについて
貸出道具以外の持ち込みが禁止されている場合があります。
自前の釣竿を持っていても、釣竿やタモはその場でレンタルしたものしか使えないなどルールを設けている場所もあります。
どれぐらい料金がかかるのか
こちらも場所によって多少料金が異なります。
管理釣り場の場合は大体4000円~6000円で、数時間単位、半日or1日など利用する時間帯も選ぶことができます。
管理釣り場の場合は、放流されている魚の量が多く、釣りをする人のための設備などが整っている貯め、自然の湖や河川で遊漁券を買って釣りをするよりも料金が若干高めになっています。
しかし、魚が釣れる確率が高いことや、時間帯選ぶことができることから、キャンプの余暇時間を有意義に使えるのが管理釣り場の魅力だともいえるでしょう。
釣った魚の持ち帰りについて
せっかく釣った魚は、バーベキューなどで焼いて食べてみたいですよね。
持ち帰る魚の数が家族分よりも少ないとなるとがっかりしてしまうかもしれませんので、これも事前に確認しておくのがベターです。
管理釣り場のあるキャンプ場、どんな魚が釣れる?
管理釣り場のあるキャンプ場で釣れる魚の種類は、管理釣り場によくいる魚としては、ニジマスが有名ですが、そのほかにもヤマメやアマゴ、イワナなどのほか、ロックトラウト(ニジマス×アメマス)やタイガートラウト(ニジマス×ブラックトラウト)など人工交配された魚がいる場所もあります。
川に生息する魚の多くは渓流魚といって見た目にも美しい魚が多いです。
もし興味のある魚や釣ってみたい魚があるのであれば、釣り場で釣れる魚の種類を確認してからキャンプ場を決めるのでもいいでしょう。
川釣りキャンプに必要な装備
川釣りキャンプに必要な一般的な装備についてご紹介します。
通常のキャンプで必要な道具
一般的なテント装備として以下のようなものが必要になります。
- テント
- 寝袋
- エアマット
- ランタン
- バーナー
- コッヘル(携帯小型鍋)
- 魔法瓶
- ファーストエイドキット(救急箱に入っているような絆創膏などの応急処置グッズ)
ここに加えて、釣りをするときにあれば便利なグッズとしては、
さらに、有ると便利なものは
- ウェーダー(胴長)
- 細引き(2~7mmの太さのナイロン製の)
- タープ(釣り場や渓流の近くに張って日よけなどにする)
- 洗濯ばさみ(濡れた衣類などをつまんで乾かす)
- ウェーディングシューズやフィッシングシューズ(防水性・つま先がしっかりと隠れるもの)
- メガネ・サングラス(紫外線、釣り針が飛び交ったり小石が飛んで来たりする恐れがあるため)
- 替えの下着
などがあります。
通常のキャンプ道具と合わせて用意しておきたいのは、衣類が濡れた時の対策や防水性の高いアイテムを揃えることです。
ウェーダーがあれば、濡れは最小限で済みますが、どなたでも持っているような一般的なアイテムでもないので、ない方は下着やシャツなど通常の着替えよりも数枚多めに用意しておきましょう。
日差しが照り付けるような夏場では濡れた衣類も早く乾くかもしれませんが、濡れたままの服をずっと来ていることで、冷えや体調悪化の原因になったりしますので、濡れたらできるだけ早めに着替えるようにしましょう。
また細引きはビニール製の紐ですが、長さは5m~10mほどあればおすすめです。
補助ロープとしてあるとより安心です。
あとは足元にも安全性を求めましょう。
ウェーディングシューズのほか、渓流足袋やフィッシングシューズなど釣りに適した靴はいくつかあります。
基本的にはつま先からかかとまでしっかりと保護されているもの、藻などが生えていてツルツル滑るような足場の悪い場所も多いので、滑り止めがついているものがおすすめです。
管理釣り場の禁止事項一例
管理釣り場のルールは釣り場ごとに設定されていますが、一般的に他のお客さんの迷惑になるようなことや、釣り場の環境を悪化させる恐れのある行為は禁止です。
禁止事項一例として、例えば
- ライフジャケットの着用
- ゴミのポイ捨て禁止
- 年齢制限は守る
- リリース(再放流)禁止
- メガネ・サングラス必須
- 水際喫煙禁止
など社会全般で守るモラルのようなものが上げられています。
年齢制限を守るというのは、釣り場は釣り針が飛び交う場所であったり、誤って水中に落下する危険性があるので、そういった安全面からも年齢制限や指定年齢までは保護者同伴が義務付けられていることがあります。
あと釣った魚をリリース(釣ったあとに川や池に戻す)の場合ですが、 一度釣り上げた魚を陸で釣り針を外して返すのでは魚が弱って死んでしまうことが多いということや、餌釣りでリリースが禁止されているのは、一度釣り針を飲み込んだ魚は口やエラを傷つけてしまうことがあり、かわいそうだからという生物保護の観点からこのようなルールが設けられているところもあります。
まとめ
今回、川釣りについて特に詳しくとりあげましたが、川釣りをする意義としては、釣りを楽しむこと意外にも魚そのものに触れ、生き物を大切にする、社会的なルールを守り、モラルを身に着けることにもつながるいい体験になると思います。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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