皆さんのなかには、冬は寒いからキャンプには行かない、という方はいらっしゃいますか?
「外は寒いし…」「風邪をひいたら嫌だな」「うちには小さな子どももいるから」と、冬キャンプを敬遠してしまう理由は、色々あるかと思います。
でも一度、冬キャンプを体験すると、そんな考えは吹き飛びますよ。
万全の寒さ対策をすれば、真冬のキャンプも春夏秋同様、思い切り楽しむことが出来ます。
ぜひこの記事を読んで、冬キャンプに挑戦してみてくださいね。
Contents
冬キャンプの楽しみにはどんなものがある?
冬キャンプに行ったことがない方は、「冬に行くキャンプに楽しみなんかあるのかな?」と疑問に思っていらっしゃるかもしれません。
もちろん、冬キャンプでも、楽しいことはたくさんありますよ!
早速、ご紹介しましょう。
焚き火をする
冬キャンプの醍醐味と言えば……なんといっても“焚き火”です!
寒いからこそ、焚き火の暖かさを体の芯から感じることができ、ゆらゆら揺れる炎を見ていると、心がスーッと穏やかになっていきます。
家族や友人たちと集まって、静かに炎を眺めていると、誰からともなく、真面目な、深い話が始まったりします。
普段は気恥ずかしくてなかなか話せないような、お互いの希望、夢について熱く語り合ったり、もしくは悩み事を打ち明けることができたりして、心の距離がますます近づくこともあるのです。
冬のシンとした空気の冷たさを感じながら、焚き火の炎は、そこにいる人たちの心も体も温めてくれます。
普段、ストレスを感じることが多いという方には、ぜひ、冬キャンプに行って、焚き火の時間を堪能していただきたいと思います。
温かい飲み物を飲む
個人的な見解にはなりますが、冬キャンプの一番の醍醐味は焚き火であることはご紹介した通りです。
しかし焚き火には、“つきもの”なものがあります。
それは、“温かい飲み物”です。
飲み物の種類はなんでもいいと思います。
スタンダートなのは温かい紅茶やココア、コーヒーですが、おすすめはスープ系です。
コーンスープ、ポテトスープ、ビーフコンソメスープなど、インスタントでもかまわないので、焚き火を囲みながら、ぜひ飲んでみてください。
心の底から、普段の何倍も美味しいと感じることができると思います。
冷たい空気の中で飲む温かい飲み物は、体を深い部分から温めてくれますよ。
同時に、なんだか心も温まったように感じるのです。
星空を楽しむ(流星群など)
冬は四季のなかでもっとも空気が澄んで、無数の星がきれいに見える季節です。
キャンプ場は自然に囲まれているところが多いため、空が広く、余計な光が少ないです。
そのため、普段は見えないような小さな星も、たくさん見えます。
ふたご座流星群、こぐま座流星群がやってくる時期は、冬キャンプに出掛けてみるのも素敵ですね。
考えるだけで、わくわくしてきませんか?
冬のキャンプはゆったり過ごせる!
冬キャンプの楽しみ方はご紹介したとおりですが、寒い時期にキャンプに行く利点をもう一つ。
ズバリ、“冬キャンプは人が少ない”ということです。
アウトドアシーズンである春夏秋は、どこのキャンプ場も人でいっぱいになります。
しかし、冬になると、あんなにいた人たちはどこへやら。
大人気のキャンプ場を除けば、すいているキャンプ場が多いのです。
そのため、トイレやシャワー、洗い場で行列を作ることもなく、ゆったりのびのび、キャンプを楽しむことが出来ます。
夜中に周りの人のことを考えず、大騒ぎをするような人たちも、比較的少ないでしょう。
冬キャンプこそ、雄大な自然のなかで、心身ともにゆったりと過ごすことが出来るのです。
冬のキャンプの寒さ対策ってどうやるの?
皆さんが一番気になっているのは、やはり冬の寒さでしょうか。
冬キャンプでの寒さは、対策さえしっかりしていれば、しっかり防ぐことができます。
早速、その方法についてご紹介しましょう。
できるだけ電源付きサイトを選ぶ
ほとんどのキャンプ場には、電源付きサイトがあるかと思います。
初めて冬キャンプに行くときは、できるだけ電源付きサイトを選ぶようにしましょう。
電源があれば、電気ストーブなどの暖房器具を使うことが出来ます。
電気ストーブをつけ、テントの入り口を閉めれば、テント内の温度は、外部よりかなり温かくなるでしょう。
パジャマ(服)の下に必ずヒートテックを!
とはいえ、テント内部であっても、やはり軽装というわけにはいきません。
トレーナーやフリースなどの生地のパジャマ(服)を着用し、その下にはさらにヒートテックなどの発熱する下着を身につけるようにしましょう。
もちろん、上半身と下半身、両方です。
冬は足からも冷えてくるので、分厚めの靴下をはくことを忘れずに。
寝袋は冬対応のものを用意しておく
寝袋は、必ず“冬対応”のものにしてください。
冬キャンプをする場所により、当然、気温は変わってきます。
事前に、キャンプ地では夜の気温が何度くらいになるかを調べておき、それに対応できる寝袋を用意するようにしましょう。
家のふとんと毛布をそのままテント内に持ち込んでもいいのですが、やはり体とふとんのあいだに隙間ができてしまい、そこに冷たい空気が入り込み、寝袋で寝るよりも寒く感じると思います。
寝袋は外で寝るために作られた寝具ですので、非常に機能的です。
冬キャンプには、寝袋を使用することを、強くおすすめします。
もちろん、寝袋だけでなく、なかに敷く毛布も用意しておきましょう。
冷えそうなところにカイロを貼っておく
腰やおなかなど、冷えそうなところに、カイロを貼っておくのもおすすめです。
下着の上から貼ると、肌と近く、熱くなりすぎて火傷する恐れがあります。
服の上から貼るようにしましょう。
冬のキャンプに必須のストーブ、おすすめは?
冬キャンプに行く際は電源付きサイトを予約するようおすすめしましたが、通年人気のキャンプ場だと、どうしても確保できない場合があります。
その時は、ストーブの出番です。
キャンパーに人気のストーブをご紹介しましょう。
イワタニ カセットガスストーブ デカ暖
石油ストーブや薪ストーブよりも手軽に、すばやく、テント内を温めることが出来ます。
持ち運びも、非常に簡単です。
使用した後の処理も、カセットコンロを外して処分するだけなので、非常に楽ですね。
とにかく、おしゃれさよりも実用重視、簡単に素早くテント内をあたためたい、という方にオススメのストーブです。
ただ、燃焼時間が2時間半と短めなので、夜中は1~2度起きて、カセットガスを入れ替えなければなりません。
また、ガスを使用しているので、適度にテント内の換気が必要です。
命に関わることなので、しっかり行うようにしましょう。
ガス消費量:約98g/h
連続燃焼時間:約2時間30分
点火方式:圧電点火方式
安全装置:不完全燃焼防止装置、立消え安全装置、転倒時消火装置、圧力感知安全装置
容器着脱方式:マグネット方式
トヨトミ 対流型 石油ストーブ RL-250
このストーブは暖が取れるだけでなく、40Wの明るさを持っているので、室内のランタンの代わりにもなります。
キャンプ時だけでなく、災害などで停電が起こった時にも、役に立ちます。
時間はかかりますが、天板で調理したり、お湯を沸かしたりすることもできますよ。
見た目もレトロな雰囲気で非常におしゃれ、いかにもインスタ映えしそうなストーブです。
このストーブを使う際は、屋根のある所に設置し、しっかり雨除け、風除けをするようにしてください。
また、換気も非常に大切です。
寒いかもしれませんが、
定期的にテント内の空気を入れ替えるようにしましょう。
サイズ:幅38.8×奥行38.8×高さ48.5cm
保証期間:1年
油タンク容量:4.9L
本体重量(kg):6.2
まとめ
以上、冬キャンプの魅力、そして寒さ対策についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
もし、冬キャンプには行ったことがなく、興味はあるけど自信がない……という方は、思い切って今年の冬、挑戦してみてください。
意外に大丈夫だった!冬キャンプいいじゃん!と、180度考えが変化すると思います。
ストーブはほんの一部しかご紹介できませんでしたが、このほかに薪ストーブなどもあります。
薪ストーブは一酸化炭素中毒になりやすいため、テント内での使用はオススメできませんが、非常に味があり、キャンプならではの暖房器具ですよ。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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