キャンプに慣れていくうちにわかることも多いので、慣れないうちの失敗はつきものです。
とはいっても、失敗してばかりではやはり楽しくないですよね。
そこで今回は、キャンプ初心者の失敗パターンについて紹介します。
慣れないキャンプで起こしがちな失敗パターンと対処法を学んで、キャンパーとしてのレベルアップを目指しましょう。
Contents
キャンプ初心者の失敗パターンと対処法
キャンプに慣れていない初心者は、次のような失敗を起こしやすい傾向にあります。
楽しいキャンプを過ごすためにも、初心者に多い失敗パターンについて把握しておきましょう。
テント設営に時間がかかる
キャンプ初心者は、テント設営に時間がかかりがちです。
キャンプ場に着いて最初にするのはテントの設営ですが、ここに時間が取られてしまうと次の行動にまで影響が出てしまいます。
遊ぶ時間が減ってしまっては、せっかくキャンプに来たのにもったいないですよね。
そうならないよう、テント設営はスムーズにおこなえるよう順序をイメージしておきましょう。
できれば、家で一度設営しておけば、キャンプ場でのテント設営で困ることはありません。
頭でなく体で覚えておくのです。
忘れ物が多い
必需品の買い忘れも、キャンプ初心者の失敗あるあるです。
忘れ物の内容次第では痛い思いをすることがあるので注意しましょう。
対処法としては、必要なものリストを作ることが手っ取り早いです。
脳内でキャンプを妄想しながら、必要なものをメモしていきましょう。
また、「買っていたのに家に忘れた」というのも初心者に多い失敗です。
そんな事態を避けるために、キャンプ用のギアや食器、ペグハンマーなどキャンプの必需品は収納ボックスにひとまとめにして入れておくのがおすすめです。
キャンプに行く時にそのまま車に積んで運ぶようにすれば、「あ!あれ忘れてきた」とテンションが下がることもありません。
火がうまく起こせない
キャンプ初心者が苦労しやすいのが、火起こしです。
火をうまく起こせなければ、せっかく持ってきた食材などが食べられません。
火おこしのポイントは、炭を煙突状に組むということ!
簡単に火がつくだけでなく安定して燃え続けるので、 扱いやすさも抜群です。
これらのアイテムは、水に濡れないよう注意して持ち運びましょう。
雨対策を忘れる
自然の中で行うキャンプでは、晴れていても突然雨が降るなど、天気が変わることもしばしばあります。
そんなときレインウェアを持っていないと、体がずぶ濡れになってしまいます。
ずぶ濡れになって体温が35°以下になってしまうと体が震えたり、意識が朦朧となったりする恐れも。
たとえ空が晴れていても急変する可能性もあるので、レインウェアなど雨対策は忘れずに行いましょう。
焚き火の火を大きくしすぎる
焚き火の火を大きくしすぎるのも、キャンプ初心者がしがちな失敗パターンです。
おそらくキャンプファイヤーのイメージが強いのでしょうが、キャンプでの焚き火は小さい炎をキープするもの。
多くの薪を組んで火をつけてしまうと、大きな事故につながってしまいます。
実際に、飛び散った火の粉でテントや服に穴が開いたというケースも。
とくに化学繊維の服は熱にすぐ溶けてひどい火傷をしまうので、焚き火の時はコットンやウールなどの天然素材や熱に強い難燃素材のものを着ておきましょう。
料理のレパートリーが少ない
料理のレパートリーが少ないのもキャンプ初心者の特徴です。
外で食べるカレーはとても美味しいですが、カレーばかりだと飽きてしまいますよね。
そんなときは事前に肉を漬け込んでおいり、ホイルに食材を包んで焼くだけで簡単料理ができます。
また、手軽に料理のレパートリーを増やしたいならレトルトや缶詰もおすすめ◎。
とくに缶詰は保存性も高く、調理工程も短く済むことからベテランキャンパーも多く使っています。
たとえば鯖缶に、スライスした玉ねぎをのせ、ブラックペッパーとマヨネーズを和えたら一品の出来上がり。
スキレットにキムチと焼き鳥缶とチーズを入れれば、チーズダッカルビも作れます。
夜が冷えすぎて眠れない
キャンプ初心者はアウトドアの寒暖差に慣れていないため、「夜冷えすぎて眠れない」というトラブルに巻き込まれがちです。
標高の高いキャンプ場だと、夏キャンプでも夜になると肌寒いと言うこともあります。
寒暖差が激しい場所なら、朝起きるとタープに夜露がたまっているなんてことも。
たとえ夏キャンプでも、簡易的な毛布だけじゃなくシーズンにあった寝袋や寝袋を用意しておくことをおすすめします。
キャンプ場に行く前にキャンプ場周辺の気温を調べておくと、服装などのイメージもしやすいはずです。
また、常に車に大きめのブランケットなど入れておくと羽織ったり、ひざ掛けにしたり、万が一寒い時も防寒できます。
テントにカビが生える
「久々に使ったらテントにカビが生えていた!」なんてことも、ありがちな失敗です。
雨の日にキャンプをした場合、濡れたテントをしっかり乾かさなければテントにカビが生えてしまいます。
湿気は、テントの天敵ですからね。
とくに梅雨の時期などは、早く乾かさなければ3日ほどでテントにカビが生えることも。
なかでも、コットン製のテントはナイロンやポリエステルよりもカビが発生しやすいので注意しましょう。
一度カビが生えてしまうと、自分ではきれいに取り除くことは困難であるため、専門業者へクリーニングを頼む必要があります。
使った後はできるだけ早く 乾燥させて、風通しの良い場所に保管しておくようにしましょう。
失敗したくないキャンプ初心者におすすめの対処法
最後に、失敗したくないキャンプ初心者におすすめの対処法を3つ紹介します。
「慣れないキャンプをしっかり成功させたい」という人はこれらの方法を参考に、脱・初心者を目指してみてはいかがでしょうか。
デイキャンプに行ってみる
キャンプに慣れていないなら、まずは野外で食事や自然を楽しむデイキャンプに挑戦してみましょう。
デイキャンプは日帰りで楽しむキャンプで、屋根となるタープなどを設置すれば、気軽に1日アウトドアの開放的な空気を楽しめます。
キャンプ場の中には宿泊用以外にデイキャンププランがあるところも。
宿泊しないぶん持ち物も少ないので、キャンプ用品が揃ってない初心者のキャンプデビューにおすすめです。
手ぶらキャンプを選ぶ
どんなキャンプ用品が必要なのかイメージはできないという初心者の方は、キャンプ用品をレンタルできる手ぶらキャンプに行ってみるのもおすすめです。
家からキャンプ用品を持っていくことなく現地で全てレンタルできます。
大手の手ぶらキャンプ場ならテントやタープの設営方法をスタッフが教えてくれるので、初心者でも安心してキャンプを楽しむことができます。
設営が簡単なキャンプ用品を揃える
テント設営に時間がかかりがちな初心者は、ワンタッチ式やポップアップ式などのテントを選ぶのがおすすめです。
もちろんタープにも、軽量でコンパクト収納が可能なものがたくさんあります。
設営時の流れがいまいち掴めないという人は、天気の良い日に自宅の庭や河原、公園などで練習してみるのも良いでしょう。
まとめ
キャンプに慣れていない間は、さまざまなシーンで失敗を起こしやすいもの。
キャンプを快適に楽しむためには、失敗するパターンを事前に知っておき、防止するための対処法を把握しておきましょう。
一方、「いつもこの失敗するんだよな」と、上記の失敗パターンに当てはまった人は、それさえ防げばキャンプ初心者の卒業も近いはず!
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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