空前のアウトドアブームのなか、キャンプを楽しみたいという方も増えてきています。
しかし、「いきなり泊りがけでキャンプに行くのは、ちょっとハードルが高いな……」と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたいのが、“デイキャンプ”です。
この記事では、デイキャンプを思い切り楽しむためのハウツーを、分かりやすく解説していきます。
Contents
そもそもデイキャンプとは?
一言でいえば、デイキャンプとは、“日帰りキャンプ”のことを指します。


デイキャンプってどこでできるの?
「デイキャンプがどういうものかはざっくり分かったけど、どこでやればいいのかが分からない……」という方のために、オススメの場所をご紹介しましょう。
キャンプ場
デイキャンプ初心者に一番オススメしたいのが、キャンプ場です。
キャンプ場は、そもそもキャンプを楽しむために作られた専門施設。
つまり、キャンプをするための設備が、非常に充実しています。
洗い場、調理台なども常備してあるところがほとんどですし、なかにはテーブルやいす、バーベキューに必要な器材や炭、食材セットまで用意してくれているキャンプ場もあります。
デイキャンプ初心者でも、いわゆる“手ぶらキャンプ”を楽しむことができるのです。
また、事前に予約することができるため、キャンプ日和で混雑しそうな日でも、確実に場所をおさえることができる、という点もうれしいですね。
初心者の方は、まずはキャンプ場からデイキャンプを楽しんでみることを、強くオススメします。
公園
休日に公園に遊びに行くと、バーベキューをしながらデイキャンプを楽しんでいる家族連れが多くいますね。
お気に入りの公園でバーベキューを楽しめるのは、特に子どものいる家庭にとって、非常に魅力的です。
しかし、注意していただきたい点がいくつかあります。
一つ目は、最近、バーベキューを禁止している公園が多い、という点です。
ごみを持ち帰らなかったり、うっかり芝生を燃やしてしまったり、火の後始末をきちんとしないで帰ってしまう人たちが、少なからず存在します。
そのため、デイキャンプ利用を規制している公園も多いのです。
公園でデイキャンプをしたい場合は、事前に可能かどうかを確認しておきましょう。
二つ目は、公園には大きな洗い場や調理台がまずない、という点です。
トイレの手洗い場で食材を洗うしかない、というケースも、少なからずあります。
事前に、公園の設備を確認しておきましょう。
砂浜
夏には海水浴を楽しみながらバーベキューしたい、と夢見ている方もいらっしゃるでしょう。
確かに砂浜でのバーベキューは、非常に魅力的です。
昼はもちろん、波の音を聞きながらの夜のバーベキューも、ロマンチックで素敵ですよね。
しかし、海水浴場によっては、キャンプやバーベキューを禁止しているところもあります。
事前に可能かどうか、しっかり確認しておきましょう。
レストランやカフェ
レストランやカフェによっては、バーベキューを楽しめるところがあります。
バーベキュー器材や炭、食材もすべて用意してくれますし、なかには後片付けまでサービスしてくれるところもあり、非常に便利です。
本来のデイキャンプからは少し外れてしまうかもしれませんが、まずは軽く雰囲気だけ味わいたい、という方にオススメです。
デイキャンプをするのに必要な持ち物ってなに?
いざデイキャンプをしようと思い立った時に、「いったいどんなものが必要なんだろう」と考えますよね。
以下に、デイキャンプに必要な持ち物について、まとめてみました。
デイキャンプの場所を作るために必要なもの
- テント
- タープ(テントがあるなら必要ない場合も)
- ペグ(テントやタープが風で飛ばされないよう、地面に固定するためのもの)
- テーブル
- チェア
デイキャンプで調理をする際に必要なもの
- クーラーボックス
- 保冷剤
- ミネラルウォーター2L数本(家庭の浄水器の水をタンクに入れて持ってきてもOK)
- 食材(事前に家で洗って切っておくと時短になる)
- 調味料(事前に食材に味付けして持っていくと時短になる)
- ジュースやお酒
- 包丁
- まな板
- 鍋やフライパン
- コンロまたはグリル、焚き火台など(食材を調理する時に使う)
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- ジップロック(密閉できる袋)
- 炭または固形燃料または薪(燃料に使う)
- トング(調理用と焚き火用それぞれ1つ)
- チャッカマン(ライター、マッチでも兼用できる)
- コップ(紙コップやプラスチック製でもいいが、ホーロー製やステンレス製だと熱い飲み物やスープを飲む際に便利)
- 皿(紙皿だとそのまま捨てることが出来る)
- 洗剤環境保全のため、自然に還る性質のものをキャンプ場に指定されることがある)
- スポンジ
- たわし
- 45Lくらいのゴミ袋を数枚(燃えるゴミ・燃えないゴミ・プラスチックゴミに分けるため)
- スーパーの袋を数枚(小さなゴミを捨てる時に使う)
- 炭を入れる容器(キャンプ場で捨てられない場合があるため)
その他あれば便利なもの
- 虫よけスプレー(ブヨなど虫がたくさんいそうな場所ではハッカ成分入りの方が良い)
- 虫刺され用の薬(ハチ・ブヨ用など強力なタイプの方が良い)
- 蚊取り線香
- ティッシュ
- 除菌ウェットティッシュ(洗い物が出来ない時、手を洗えない時に便利)
- 救急セット(消毒液・絆創膏・常備薬など)
- 毛布やタオルケット(小さな子どもがいる場合)
- 簡易マット(小さな子どもがいる場合)
- 蚊帳(小さな子どもがいる場合)
- ランプ(夕方や夜までデイキャンプをする場合)
以上、デイキャンプに必要、もしくはあれば便利な持ち物について、まとめてみました。
この他にも、小さな子どもや愛犬を連れていく場合、必要な持ち物が出てくるかと思います。
事前に紙に必要なものを書き出し、準備しながらチェックしていくことをオススメします。
デイキャンプで作るオススメごはんってどんなものがある?
デイキャンプで最大の楽しみと言っても過言ではない、ごはん。
簡単に作ることが出来て、なおかつ美味しいキャンプごはんを、いくつかご紹介しましょう。
ホットサンド
ホットサンドはまさに、切って、乗せて、焼くだけの3ステップで作ることができます。
誰でも作れる、かんたんごはんです。
- 8枚もしくは10枚切りの食パンを2枚用意する。
- 1枚にバターを塗り、好きな食材を乗せる。
(オススメはハム、ベーコン、レタス、トマト、タマネギ、チーズ、ミートソースなど) - もう1枚のパンを上にかぶせる。
- ホットサンドメーカーで挟んで、コンロで焼いて完成。
チーズを入れると、とろ~りと溶けて、たまらなく美味しいですよ。
ぜひ、試してみてください。
カマンベールチーズフォンデュ
カマンベールチーズフォンデュも、とっても簡単なので、どんなに料理が苦手な方でも、あっという間に作ることができますよ。
- お好みの食材を一口大に切る。
(ミニトマト・ウインナー・食パン・じゃがいも・人参など。家で切ってからジップロックに入れて持ってくると時短になります。) - カマンベールチーズを耐熱容器に入れ、火にかけて溶かす。
- お好みの食材を竹串などで突き刺して、溶けたカマンベールチーズにくぐらせて食べる。
外で食べると、格段に美味しさが増します。
グループでわいわい食べると、さらに楽しい気持ちが盛り上がりますよ。
焼きりんご
焼きりんごは、キャンプでのごはんというより、デザートですね。
とっても簡単で美味しいので、食後やおやつにぜひ、試してみてください。
- りんごをよく洗う。
- アルミホイルできれいに包む。
- そのままコンロで焼く。
たったの3ステップで、美味しいデザートを楽しむことが出来ます。
簡単なのにとっても美味しい、キャンプでの鉄板デザートです。
まとめ
以上、デイキャンプのハウツーについて詳しくご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
近年、アウトドアの人気が出るにつれ、マナー違反を犯す人も、どんどん増えてきています。
私たちは、自然に場所を提供してもらっているわけですから、元の通りにきれいにして帰るのは、ごくごく当たり前のことです。
ゴミは必ず持ち帰り、来た時よりも美しく、を心がけていただければと思います。
屋外で気軽に楽しめるデイキャンプは、今後も楽しむ人が、ますます増えていくことでしょう。
この記事が、友人や恋人、家族と一緒に、思い切りデイキャンプを楽しんいただくきっかけになれば幸いです。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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