近年、自然を楽しむことが注目されつつあります。
キャンプは野外でのアクティビティで見直されつつあり、家族や友人とグループでキャンプに行く人が増えています。
自然の中でのアクティビティーに憧れながらも、テントを張ることがちょっと面倒だなと感じていた人たちもキャンプを楽しむようになりました。
そのため、テントを持っていかないキャンプ、つまりバンガローやコテージを利用するキャンプが人気です。
テントを使わないキャンプなんて邪道ではないの?と思う方もいるかもしれませんが、ヨーロッパでもバンガローやコテージはキャンプ場の半分近くを占めています。
そこで今回はバンガローとコテージの違いをメリットとデメリットを交えてご紹介しましょう。
Contents
キャンプ場にはいろいろな宿泊施設がある
キャンプというとテントを持って行ってテントでシュラフで寝ることだと思っている方も多いでしょう。
自然がいっぱいあるところには憧れるが、テントで寝ることには抵抗がある人にはバンガローなどキャンプ場にある木造の小屋の利用がおすすめです。
まず、バンガロー、コテージなどがどのようなものなのかを説明します。
バンガローとは
キャンプというとテントを購入しなくてはならないと思っている方も多いですが、テント無しでもバンガロー、またはコテージを利用できます。
バンガローは、木造の平屋造りになった小さな家です。
設備はキャンプごとに異なりますが、電気は完備しており、エアコン、照明具、コンセントが設置されている場合がほとんどです。
トイレ、キッチン、シャワーは共用になっている場合がほとんどですが、トイレ付きのバンガローも探せばあります。
小さなお子さんと一緒の場合は、トイレ付きの方が夜中におしっこをしたくなることもあるため便利です。
また寝具類はついてないところが多い印象ですが、マットレス、毛布など寝具一式がついている、レンタルで全て揃うなどキャンプ場によって異なります。
バンガローといっても明確な定義があるわけではなく、キャンプ場によって設備が異なるため選ぶ段階で確認が必要です。
コテージとは
コテージは英語表記でcottage、田舎の小さな木造屋や避暑地の小さな家を指します。
キャンプ場でのコテージの意味は、バンガローよりワンランク上の宿泊施設です。
木造の一軒家で、基本的に必要な家具類や家電類が完備され、トイレやキッチン、シャワーがあります。
キッチンには調理用品が揃っているため、自炊が可能です。
電源がありエアコンやテレビがついており、ほとんどホテルに宿泊しているのと変わりません。
バンガローやコテージ以外にも
コテージ以外にもキャンプ場によってはキャビン、ロッジという名前の宿泊施設があります。
キャビンは英語表記でcabinと書き、簡素な小さな家のことです。
キャビンといってもコテージのようなトイレ付きの設備のきちんとしたものから、バンガローの言い換えの場合も。
ロッジは、トイレ・シャワーがついているところがほとんどですが、コテージより小さく部屋が一つしかない場合が多いようです。
基本的には、バンガロー、キャビン、ロッジ、コテージの順にランクがアップすると考えて間違いありませんが、キャンプ場によって設備が全く異なります。
バンガローやコテージに宿泊するメリット
初めてキャンプを経験したいと思っている人におすすめのバンガローやコテージにはメリットがたくさんあります。
テント無しでキャンプを楽しめる
キャンプに興味があるが、テントを持っていない場合、テントを買わなくてはいけないと思うとキャンプ体験のハードルが少し高くなります。
せっかくテントを買っても2度と使わないかもしれません。
また、収納場所も意外と必要です。
天候の変化にも対応が簡単
テントをレンタルしても上手に張れるかどうかわかりません。
またせっかくキャンプに行っても雨が振ってしまうかも。
上手にテントを張っていないと床面から水が入ってきたり、雨漏りがあったりすることがあります。
バンガローなら突然の雨や風の時にも、テントより快適に過ごせるだけではなくテントのケアも不要です。
雨で濡れたテントを生乾きのまま自宅に持ち帰っても干す場所がない場合はカビてしまいます。
マンション住まいの方には特にバンガロー利用がおすすめです。
夜が快適
寝具が完備されたバンガローならテントより快適。
寝具を持ち込む場合も車が横付けできる場合が多いため、持ち込みも楽々です。
シュラフを持っていなくても、普通の寝具を100均の布団袋に詰めて持っていってもOKです。
またエアコン付きバンガローやコテージなら虫が嫌いな方がいる場合ドアを締め切って寝ることも可能です。
小さなお子さんとの旅行もラク
自然が豊かな場所にいるとお子さんも機嫌が良いことが多いです。
仮に泣き出してもバンガローなら他の方へ迷惑をかける可能性が少ないため、気持ちも楽にゆったり対応できます。
問題は夜中のトイレですが、トイレ用品を用意するか、トイレ付きのバンガローやコテージを利用すれば大丈夫です。
バンガローとコテージに共通のデメリットは予約が必要なこと
バンガローやコテージは、数に限りがあるため予約をしないと利用できない場合があります。
テント利用の場合は前日に予約をしてもほぼ場所を確保できますが、バンガローやコテージの場合は予定を組み込まないと難しいです。
バンガローを利用するメリット
コテージとバンガローの違いがわかるように、コテージではなくバンガローを選ぶメリットを紹介します。
料金が安い
コテージやロッジに比べると料金がはるかに安いことも魅力です。
もちろん、設備によるので設備と料金を比べてコスパの良いキャンプ場を選びましょう。
設備がないのでキャンプ気分を楽しめる
コテージやロッジはトイレや浴室、キッチンがあるため快適でまるで別荘のようですが、キャンプを楽しみたいと思っている方には物足りなさがあります。
その点、バンガローは設備がほとんどなく、テントを張らないだけでキャンプの楽しさを満喫できます。
いろいろな種類のバンガローがある
バンガローを検索して見てください。
それぞれのキャンプ場にはいろいろな種類のバンガローがあります。
小さなカップル用から大家族、または2家族で宿泊できるものまで大きさも様々です。
ツリーハウスや2段ベットがついたもの、トイレ付き、愛犬と宿泊できるものなど。
どのバンガローを利用しようかと選ぶ範囲が広く楽しくなりますね。
バンガローに宿泊するデメリット
バンガローにもデメリットがあります。
ただし、バンガローの問題はキャンプ場によって設備に差があるためです。
設備をちゃんと確認しないとがっかりする場合も
バンガローならどこも同じだろうと思って用意をしないで行くと困ることがあります。
初めて行ったバンガローがベッドもトイレもついていたからといって、どこも同じとは限りません。
小さな小屋に数部屋があり、数家族で利用というバンガローもあります。
小さなお子さんとのキャンプの場合は特に、独立している建物がベストです。
トイレがあるかないか、寝具がついているかどうかなどバンガローの設備によって持って行くものが変わるので、必ずチェックしましょう。
温度が快適ではない場合も
床が木なので寒く感じたり、風通しが悪くエアコンがないと蒸し暑かったりと快適温度を維持することは難しいかもしれません。
エアコンなど温度調節設備がない場合は、窓を開けると虫が大量に入ってくるので、虫対策が必要です。
バンガローとコテージの違いを知ろう
バンガローとコテージを利用したキャンプのメリット・デメリット、そしてバンガローのメリット・デメリットを紹介しました。
大雑把にいえばコテージは設備がほぼ完備され、バンガローはトイレがない場合があるなど設備が不十分な施設。
それでもテントが不要なので気軽にキャンプを楽しめます。
トイレや電源などキャンプ場によって設備に違いがあるので、選ぶ際に確認して「思っていたのと違った!」ということのないようにしましょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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