「キャンプ初心者でも簡単に作れる定番レシピって何？」
こんなお悩みをお持ちの方いませんか？
キャンプにおいて、調理は一大イベントですよね。
星空が綺麗な大自然に囲まれて、美味しい料理を食べることが出来たら、より一層キャンプが楽しくなると思います。
しかしキャンプでの作業は時間がかかるものが多く、初心者の方は調理に時間を割けないケースがあります。
お腹が減って食事を適当なもので済ませてしまうキャンプはもったいないです。
そこで本記事では初心者の方でも簡単な、切って焼くだけ、煮るだけで美味しく作れるキャンプの定番レシピを紹介します。
キャンプでの調理のコツ
キャンプではテントを設置したり、火を起こしたり、調理をするまでに時間がかかります。
暗くなってからの調理は大変ですし、お腹も空きます。
そこでキャンプで調理をするにあたって調理時間を短く出来る2つのコツがあります。
この2つを知っておくと調理の工程が減り、簡単に美味しいキャンプ料理が作れるので参考にしてください。
適切な食材選びと下ごしらえを事前にする
キャンプでは普段よりも調理器具や方法が限られた条件で調理をします。
慣れていない食材を使って調理をすると時間がかかってしまい、調理に必要な道具がない場合は対処に困ってしまいます。
そこで初心者の方には下記の方法をおすすめします。
- 普段使ったことがない食材や、過度な下処理が必要な食材を使わないメニューを選ぶ
- 事前に家で食材をすぐ使えるようにカットしておいたり、下処理をしておく
持っていく調味料は少なくする
キャンプで煮込み料理などを作る場合は数種類の調味料が必要です。
出来るだけ持っていく調味料を少なくすることで簡単に調理ができるので、下記の方法をおすすめします。
- 事前に食材に下味を付けて持っていく
- 混ぜても大丈夫な調味料は、事前に混ぜ合わせて持っていく(容器は潰せるペットボトルがおすすめ)
- 数種類のハーブが混ざったものや、〇〇の素などの便利なアイテムに頼る
キャンプ料理のド定番!初めはココから
まずは初めてのキャンプで初心者の方でも作れる定番料理を3つ紹介します。
鍋ひとつでOK!定番カレー
自宅で作ったことがある人が多いのではないでしょうか。
カレーは食材も身近なもので切って煮込むだけなのでキャンプの定番です。
普段は人参やジャガイモの皮を剥いている方も多いと思いますが、実は皮つきでも食べれます。
ゴミを少なくすることもキャンプの醍醐味なので、抵抗がなければこの機会に皮つき野菜のカレーを作ってみてはいかかでしょうか。(野菜のへたやジャガイモの芽は取り除いてください)
網に好きな食材を乗せるだけ!定番BBQ
海に行ったときやイベントで体験したことがある方が多いと思います。
BBQは自分が好きなものを好きなだけ食べられる魅力があります。
火が通りやすい食材と、通りにくい食材のバランスを考えて食材を選びましょう。
おすすめ食材
- 厚揚げ(薄くスライスして焼き、ポン酢で食べると美味しいです)
- 焼き鳥(串にささっているので食べやすいです)
- シーフードミックス(カレーなどの他の料理にも使えるのでおすすめです)
- マシュマロ(竹串に刺して火で炙ると美味しいです、焦げやすいので注意してください)
- ポップコーンの素(鍋に入れてBBQや焚き火で作ると盛り上がります)
BBQのポイント
- 火の通りにくい食材からカットして早めに網にのせる
- 最初のうちは炭などに火を移す事に時間がかかりやすいので着火剤をもっていくと便利
鍋から直接食べられる!定番袋ラーメン
普段食べているインスタントラーメンでも、野外で食べるといつもより美味しく感じます。
鍋で簡単に作れて呑んだ後のシメや、夜食などにもぴったりです。
ソロキャンプだと、鍋から直接食べられる楽しみもあります。
簡単!美味しい!初心者でも作れるキャンプ料理の定番レシピ
ここではちょっと手が込んでそうに見えて、キャンプでも簡単に作れるレシピを紹介します。
紹介するレシピは、シンプルに切って焼く、炒めて煮込むだけを鍋ひとつで出来るものばかりです。
基本的な作り方を参考にしながら、初心者の方は、家庭で調理する時よりも、野菜の切り方や、作る工程を大まかなものにして下さい。
細かくこだわらない事がキャンプで調理する際のポイントです。
生春巻き
食材を切って茹でて巻くだけで、ちょっとおしゃれなサラダ兼おつまみになる1品が簡単にできます。
焼き物や煮込み料理を待っている間に食べられて、少量でお腹も膨れるのでおすすめです。
食材もソースも好みに合わせて変えられるのもポイントです。
基本的な生春巻きの作り方参考リンク
エスニック風ナンプラーソースの作り方参考リンク
知っておきたいポイント
- 皮はくっつきやすいので広めにお湯を張れるバットがあると便利です。
- 生春巻きはカットしにくいので、皮を乾燥している状態で半分にしておくと巻いてそのまま食べられます。
- ナンプラーソースは少し使う材料が多いので事前に家で作って持っていくのがおすすめです。
アヒージョ
ニンニクの風味が効いたアツアツのアヒージョも切って煮るだけの手間いらず料理です。
バケットをニンニクのオイルに浸して食べる楽しみもあります。
具材も好みに合わせて変えられるのでおすすめです。
知っておきたいポイント
- オイルが残った場合は新聞紙やキッチンペーパーに染み込ませて着火剤代わりに使えます。
なめろう
まな板の上で切って叩くだけで完成してしまう、お酒のあてにもなる1品です。
キャンプに慣れてくると自分で釣った魚を捌いてなめろうにする事もできます。
調味料で味噌を使うので、朝ごはんに自分で味噌汁を作りたい方は味噌を兼用できるのでおすすめです。
知っておきたいポイント
- 家から食材の魚の切り身を持っていく場合は生ものなので、切り身自体を冷凍しましょう。
- 冷凍しない場合は、クーラーボックスに他の調味料や飲料水を凍らせて保冷材の代わりにしたり、切り身が痛まない対策を必ず取ってください。
手羽先のトマト煮込み
キャンプでは屋外で調理して冷えたりするので、暖かい煮込み料理は一段と美味しく感じられます。
この料理に使う食材は玉ねぎだけカットすれば、あとはそのまま鍋に入れて煮込むだけなのでお手軽です。
味に深みを出したい場合は万能スパイス(マキシマムなど)を一本持っていくのもおすすめです。
知っておきたいポイント
- 煮込み料理は余ったスープに早ゆでのパスタなどをいれてスープパスタにもできます。
- トマト缶の空き缶などはキャンプで加工して、ロケットコンロなどに再利用できます。(作るのに少し時間と工具が必要です)
ホットワイン
美味しいご飯に合わせてお酒も飲みたい方におすすめの飲み物です。
キャンプの終盤につれて体が冷えて寒くなって来た時に暖かいお酒があると、体も心も温まります。
鍋やケトルなどにワインとスパイスを入れて火にかけるだけなので簡単に作れます。
まとめ
本記事で紹介した定番レシピはどれも身近な食材で、特殊な道具も必要なく簡単に作れます。
キャンプに慣れてきたら、自分でとった食材や、普段使わない食材を使って手間暇かけた料理をすることも出来ます。
手間を楽しむという事もキャンプの醍醐味のひとつではありますが、最初からハードルの高いことをして
「手間や時間がかかりすぎてキャンプ自体が楽しくなかった。」
とならないように、初心者の方はまずは簡単に作れる定番料理を作り、キャンプを楽しみましょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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