読者の皆様こんにちは。
6月が近づくにつれ、日に日に暑さが増し、梅雨にも入ることからキャンプの休息期間に入る方も多いのではないでしょうか?
そんなキャンプ休息期間におすすめなのが道具のメンテナンスです。
今回はキャンプ道具のメンテナンスの大事さと方法をご紹介します。
しっかり準備して次のシーズンのキャンプをより良いものにしましょう。
Contents
キャンプ道具はメンテナンスが大事
本来なら、使用後にすぐお手入れをしておきたいところですが、キャンプの撤収時はチェックアウト時間や帰宅時間を考えると時間がないので、そのまま道具収納してしまうことが多いのではないでしょうか。
また、帰宅後も疲れや面倒くささからお手入れをする気力は湧きませんよね。
しかし、一見、大丈夫そうに思えてもお手入れを怠ったり、保管方法を間違えるとキャンプ道具の寿命を縮めてしまうかもしれないんです。
大事なキャンプ道具の劣化を防ぐためにも、時間のあるときに一度道具をすべて見直してメンテナンスをしておきましょう。
キャンプ道具のメンテナンス方法
それでは実際に簡単なメンテナンスのものからご紹介していきましょう。
ペグ
撤収時にペグはさっと土を落として収納してしまうケースも多いですよね。
しかし、きちんと土を落とさないと錆びてしまう可能性もあるんです。
ペグが塗装されているのは金属が直接水に触れて錆びてしまうのを防ぐためです。
使用していくうちに石やハンマーによって塗装が剥がれ、そこに水分が付着すると錆びてしまいます。
使用後は水洗いして雑巾で拭き取るのがベストですが、時間がない場合は雑巾で拭き取って落とすだけでもOKです。
クーラーボックス
クーラーボックスは食べ物や飲み物を保冷するために使用しますが気づかないうちにに汚れが付着して生臭い匂いがすることも。
クーラーボックスの基本的なメンテナンス方法は流水洗浄です。
汚れが気になる場合は希釈した中性洗剤とスポンジで洗いましょう。
洗ったら風通しの良い場所で日陰干しして乾かします。
本体を逆さまにして壁に斜めに立て掛けるようにすれば、水切れも早いですよ。
もし、それでも匂いが取れない場合はクーラーBOX洗浄剤を活用してみましょう。
キャンプから帰ったら中身を取り出すためにクーラーボックスは家に持ち運びますよね?
その際にアルコールを含ませたキッチンペーパーでクーラーボックス全体を拭き取るだけで生臭い匂いが染みついてしまうのを防げます。
チェア
意外と長年の汚れを放置してしまいがちなのがチェア。
カビがなくても、チェアは想像以上に人の汗や皮脂で汚れているんです。
チェアのお手入れはカバーは手洗い、足は拭き取りになります。
とはいってもチェアの中にはカバー部分を取り外せないものもありますよね。
取り外せないタイプなら組み立てたまま洗って乾かしましょう。
洗う際におすすめなのが洗濯石鹸です。
【手順】
- チェアを洗い流して表面の汚れを取り除いた後、カバーに直接石けんを塗り込んでなじませます。
- 靴洗い用のブラシでゴシゴシしたら、水で洗い流します。
- 洗い終わったら、天日干しでしっかり乾燥させましょう。
チェアに木製部分のパーツがある場合はよく乾燥させないとカビの原因になりますので注意しましょう。
寝袋
寝袋って洗い時の判断が難しいですよね。
頻繁に洗うと中綿が劣化しそうですし、かといって洗わないと皮脂汚れが付着して汚い気がしますし…。
適度に洗う必要がありますが、目安としては汚れたり、嫌な臭いがしたり、寝袋のふんわり感がなくなったり、保温性が低下したと感じる時です。
寝袋の中綿にはダウンと化繊があり、素材によって洗濯方法は異なります。
取り扱い表示をよく確認して洗濯しましょう。
ダウンは家庭用洗剤で洗うと保温性を低下させてしまうのでダウン専用の洗剤で洗いましょう。
寝袋を洗う際は浴槽で洗いましょう。
【手順】
- 寝袋のすべてのジッパーをしっかり閉めて、洗剤を入れた浴槽のぬるま湯に浸します。
- 足で優しく踏み洗いして、お湯に濁りがなくなるまでお湯を張りかえて繰り返します。
- 漱いだらバスタオルに挟んで脱水します。
- 脱水が完了したら日陰でコットの上などに広げて、1週間程度かけてしっかり乾燥させます。
- 乾燥中に時々、中綿をほぐすことで偏りを解消しましょう。
撥水スプレーも忘れずに。
バーベキューコンロ
バーベキューコンロの油汚れは放置すると錆びの原因になります。
使用後はなるべく早めにお手入れしておきましょう。
中性洗剤とアクリルたわしで洗って乾かします。
ナイフ
切れないナイフを使用すると変に力が入り怪我をする場合があります。
特にバトニングをする方は定期的にナイフをお手入れしておきましょう。
ナイフは素材によって研ぎ方が異なりますので、まずは自分の持っているナイフの素材を調べてお手入れしていきましょう。
バーナー・ランタン
火気類のバーナー、ランタンなどは汚れを放置してしまうと錆びることがあります。
さらに、これは発火事故に繋がることもあるんです。
自分で内部までお手入れを行うのが難しい場合はブラシで煤を落としたり、グローブを磨いておくなど簡単なことだけでもやる価値ありです。
燃料を入れたまま放置するとタンク内が錆びたり、チェックバルブという部分が腐食することがあります。
ランタンはいざ使う時に故障しているとかなり困るので、しっかり点検をしておきましょう。
テント・タープはクリーニング専門店に頼むのもあり
テントやタープといった大物は自分でメンテナンスするには大変ですよね?
うっかりテントをカビさせてしまったらメンテナンスには相当な労力がかかります。
それにもし誤ったメンテナンスでテントをダメにしてしまったら嫌ですよね。
そんな時に頼りたいのがテントクリーニングサービスです。
テントクリーニング.com 公式ページ
こちらのサービス会社はテントとタープはもちろん、グランドシートやインナーマットのクリーニングも行っています。
ネットで注文から支払いまで済ませられ、着払い郵送でサービスを利用できるのも魅力的ですね。
また、同系列のネットで洗濯.comでは寝袋のクリーニングサービスもありますよ。
ネットで洗濯.com 公式ページ
まとめ
いかがでしたか?
今回はキャンプ道具メンテナンスについてご紹介しました。
キャンプ道具は乱雑に保管しがちですが、保管方法によっては大事なキャンプ道具の故障の原因になります。
長くキャンプ道具を使用するためにもメンテナンスは定期的に行いましょう。
Youtubeやってます!
チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!