おはようございます、
前回はウィンドウォッシャーまわりの整備を行いました、
機能自体は回復しましたが肝心のワイパーが付いていないため本日はワイパーの修理を行います。
ワイパーアームが根元から折れてる件
まあまずは画像をご覧いただきわけですが、
一見するとここにそのままワイパーアームがつきそうな感じですが、
新品のパーツを照らし合わせてみるとそっちにも同じ部品がついていたのでどうやら根元から折れてるみたいです。
見た感じ手前側の爪がかかってるだけで簡単に外れそうですね。
破損したワイパーアームパーツの取り外し
ところが侮るななかれ、
こいつを外すのは滅茶苦茶大変でした。
この画像の見えてる下側のぽっちを押し込みながら上方向に抜いてあげる必要があるのですが、
まずこの隙間が狭すぎるために手が入りません。
そしてそもそも爪が凄く固いので何かしらの工具を使う必要があるのですが、
てこを使用しようものなら真下がボディーなので傷がつきます。
なので下にタオルなどを当てて、内張用のスクレーパーを使用して試行錯誤を繰り返しようやく外すことができました。
爪を外した後もパーツのギザギザの部分が固着していたようで事前に556を浸透させておいて少しずつ浮かせるようなイメージで作業しました。
それが2個も….
差し込み側のほうには変な青いフィルム?的なものがたくさんこびり付いており、
これも取り外しの妨げになっていたようでした。
この後青いフィルムに関しては小さめのマイナスドライバーで溝に沿って一本ずつ綺麗に取り除きました。
もしかしたらネジの緩み防止剤的なものの一種なのかと思いましたが、
いずれにしても爪でロックされるので今後は要らんやろってことで綺麗に除去。
新しいワイパーアームとブレードの取り付け
ワイパーアームとワイパーブレードの連結は、
画像に見えているぽっちで止まっているだけなので、
そのままはめ込み完成です。
後はこれをそのまま先ほどの差し込みギザギザ棒?にはめ込んでいくわけですが、
まず位置がわからない。
これについては色々確認しましたが普通こういうパーツというのは嵌る位置にしか嵌らないとか、
なにかしらの機構的な補助があるはずですが、
それも含めて「目印になるものが一切ない」ので、完全に間隔ベースで作業することになります。
幸いなことにワイパーが切れると自動的に初期位置に戻るようにはなっているようなので、
取り付け位置的にはワイパーが仕舞ってある状態?であればいいみたい。
それに、ワイパーアームのダンパーが強すぎてギアにはめ込むのも一苦労です。
万が一取り付け位置に失敗しようものならまた地獄の取り外し作業へと振り出しに戻るため何とか一発で成功させたいです。
が、そんなうまくいくはずもなく理想の位置にするまでに2度ほどやり直しました。
位置が悪いとフロントウィンドウモールに干渉したりして変な音がします。
もしこの記事を見ながら作業する人がいるなら位置決めは仮接続で動作チェックを行いながら進めることををおすすめします。
仮接続というのは爪のはめ込みまでには至らないけどワイパーが飛んでいかないくらいの接続のことを言ってます。
差し込みすぎるとやり直しが面倒ですが、逆に浅すぎるとワイパーが飛んでボディーを傷つけかねませんので気を付けましょう。
最後に位置が確定したらハンマーなどで爪が噛むまで押し込みましょう。(もちろん当て布かゴムハンマー使用)
ワイパーの動作確認
後はワイパーがちゃんと動作するか確認するだけです。
先ほども言いましたがダンパーアームは思った以上に強力ですので、
もしちゃんと爪が噛んでいないと走行中に根元から飛んで行ってしまいかねないので動作を確認したらまた緩みがないかをチェックしましょう。
使用した工具
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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