電動アシストクロスバイクの選び方ポイント

経済産業省の調査によれば、2018年前半に国内で製造された自転車は45.6万台、そのうち67%の30.6万台が電動アシスト自転車ということです。
今、人気の電動アシスト自転車、欲しいですね。
この記事では電動アシスト自転車の選び方やポイントをお伝えしましょう。
E-Sports Bikeや次世代の電動アシスト自転車の情報もご紹介しますので、是非、参考にしてください。

電動アシスト自転車とは?

電動アシスト自転車とは、電動機(モーター)によって人力を補助する自転車のことです。
人がペダルをこがなければ走行しません。
100%モーターの力で走るのではなく、自力でこぐ力をサポートしてくれるので「電動アシスト自転車」と呼ばれます。
アシストは「助けてくれる」という意味です。

やまひつじ
道路交通法では自転車と同じ扱いなので、免許も必要ないということですね。
自転車産業振興協会の調査によると、電動アシスト車を持っている家庭は2012年に全世帯の4.4%、2018年調査では7.5%といいますから、今後いっそう電動アシスト自転車が普及していくことは間違いありませんね。

電源は安価なものはニッケル水素電池(Ni-MH)、高価なものではリチウムイオン二次電池(Li-ion)が使われています。
モーターはボトムブラケット付近についていて、ペダルと共にチェーンを駆動するものや、前輪や後輪にハブモーターを組み込むものなどがあります。
形状は軽快車やシティーサイクルが一般的ですが、折り畳み自転車やクロスバイク、リカンベントなどもあります。

リカンベント(recumbent bicycle)とは、もたれかかるタイプの自転車で、通常の自転車がサドルにおしりを乗せて、直立に近い状態で走るのに対し、リカンベントは背もたれつきのシートにもたれるように座ります。

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法制上の定義

道路交通法では「人の力を補うため原動機を用いる自転車」は、道路交通法で定められた基準を満たせば「自転車」として扱われます。
そのため運転免許やヘルメットの着用および自賠責保険への加入が不要です。
車道や路側帯のほか、自転車歩行者道である歩道を通行できます。

100%モーターの電動自転車や、電動アシスト自転車の名前で販売されていても、動力性能の制限基準を満たさないものは、原動機付自転車または自動車扱いとなって、公道で運転すると、法律上は原動機付自転車または自動車を運転した事になるので、様々な法令により処罰されます。
日本の基準に適合しない輸入車では、原動機付自転車同様にハンドルにアクセルがついていたり、アクセルだけで走行できる機種もあり、そのような商品がネット通販で販売されているので注意が必要です。

電動自転車の選び方、ポイントは3つ

電動アシスト自転車を選ぶ時は、誰もが安全性・乗りやすさ・そして見栄えもよい自転車が欲しいですよね。
それだけでなく、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

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軽いこと

電動自転車は、普通の自転車と比べ5~10kgくらい重いので、充電が切れ、自力で動かす時のことを考えなくてはなりません。
引いて歩いていこうとしても、重いので支えることすら結構な負担になるので、電動アシスト自転車を選ぶときは、なるべく軽量のタイプを選びましょう。

操作が簡単

電動自転車は、スピードの強弱をスイッチのオン・オフで切り替えて走行します。
その操作は走りながら行うので、あまり複雑な操作だと困ります。

やまひつじ
なるべくボタンが少なく、操作がわかりやすいものを選びましょう。

両足がつく

電動アシスト自転車は加速のスピードがすごいので、慣れるまではバランスをとるのが難しいです。
また、普通の自転車より重いので、しっかり地面に足がつくということはとても重要なポイントになります。
普通よりワンサイズ下がおすすめです。
普通の自転車ではタイヤが大きいほど乗りやすいですが、電動アシスト自転車はモーターがアシストしてくれるので、タイヤの大きさは関係ありません。

社長
しっかり足がついて安定するサイズを選びましょう。

Eスポーツバイクとは?

自転車業界でいま伸び盛りのジャンルがあるんです。
それはスポーツ用の電動アシスト、その名は「Eスポーツバイク」です。
スポーツと名前がつくのなら、自力でこぐタイプの方でしょ?と矛盾を感じてしまいますが、いったいどんなものなのでしょうか?
メーカーでは価格380,000円(税別)で販売されています。

日本の電動アシスト自転車は時速24km以上になるとアシストが切れるよう、規制がかかっています。
切れたあとは電動アシストユニットの重さが負担になります。
マウンテンバイクやクロスバイクはすぐに24km以上になってしまうのですが、Eスポーツバイクの魅力は、通常では速度が出ない上り坂などの場所でも電動アシストにより速度が出る点です。
 
登り坂にかかると人力では限界!と、降りて歩いてしまいます。
しかし、Eスポーツバイクなら電動アシストが押し上げてくれるため、普通だときつい坂道でグングンと進むことができます。
Eスポーツバイクは今、ヨーロッパで大変人気が出ているようです。
そんなEスポーツバイクを日本国内向けに展開しているのがシマノSTEPSです。

シマノSTEPSはスポーツバイク用に設計されていて、418Whのバッテリー大容量、通常より高い出力の70Nm(最大)、浸水防止機能やペダリングの効率性などなど、スポーツ用の電動アシストユニットとして作られています。
シティーサイクルなどに組まれている電動アシストユニットと比べると、横幅が小さく作られています。

次世代電動アシスト自転車

高性能カーボンバッテリー“Cambrian”搭載!電動アシスト自転車『Laboratry6 Bike Assist』

人気の電動アシスト自転車ですが、長く使っていると、ついつい充電を忘れてしまうことがあります。
バッテリー切れになっても、普通の自転車と同じくらいの漕ぐ力で走れます。
次にご紹介するものは、万が一バッテリーが切れてしまっても即時に充電できる電動アシスト自転車です。
名前は『Laboratry6 Bike Assist』で折りたたみ式の電動アシスト自転車です。

九州大学と共同開発した高性能カーボンバッテリーを搭載しています。

やまひつじ
エンプティ状態から約20分でフル充電でき、まさに、次世代の電動アシスト自転車ですね。
さっと手軽に折り畳めて、そのままの状態で自立するため、わずかなスペースにも置いておくことができます。

小さなタイヤからは想像できないほどの推進力で、急勾配の坂道もラクラク進むことができます。
ディスクブレーキ採用で制動力も十分あり、背面にはテールランプがついているので安心です。

車両重量は約20kg、アシスト時の最大速度は25km/hで、一度の充電で30~40㎞ほど走行することが可能です。
もう少し、『Laboratry6 Bike Assist』の特徴をまとめると、公道走行が可能・超高速充電に対応・ハイパフォーマンス・電子ロックなどです。

車と同じようにボタン1つで電源をいれられるんです。
すごいですね。
そのうえ、電源オフ時になにか異変があった場合は、防犯ブザー鳴る仕組みになっています。
価格は1台259200円で、スペアバッテリーは32400円です。

まとめ

以上、この記事では電動アシスト自転車の選び方やポイント、さらにE-Sports Bikeや次世代の電動アシスト自転車の情報もご紹介しました。
電動アシスト自転車は普及するにつれ、価格も段々下がってきています。

社長
電動アシスト自転車を購入しようと考えていらっしゃる方は、是非参考にしてくださいね。

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!