冷え性は女性の疾患、と思っていませんか?
実は20代の男性の25%が冷え性に悩んでいるとか。
そこで今回は万病の元と言われる冷え性の予防、対処方法、さらに改善方法をお伝えします。
アウトドア(ウォーキングなど)が冷え性改善に役立つこともご紹介します。
Contents
冷え症とは
冷えで悩んでいる人は多いですね。
筆者の周りにも冷えに悩んでいる女性が多く、更年期など、女性はホルモン分泌が複雑に変化するため、自律神経が乱れ、冷え症になりやすいと言われます。
特に手足の冷えを訴える女性が多いのは、筋肉量とも関係がありそうです。
この記事でしっかり押さえて改善の道を探りましょう。
体温が保たれる仕組み
私たちは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーや熱を作り、体温を保っています。
食べ物に含まれる糖質は、体内で消化され、ブドウ糖として吸収され、それがエネルギーや熱に変化します。
このような仕組みで、私たちの体温は保たれています。
冷え性の症状
全身の機能が落ち、肌荒れや生理不順、生理痛、腹痛、体のだるさ、寝つきの悪さ、肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、下痢、不眠などの不快症状が現れてきます。
男性の冷え性について
冷え性は女性に多いと思われていましたが、近年、男性も冷え性で悩んでいる方が多いようです。
ネット調査会社「アイシェア」が冷え対策について20~40代の男女544人に聞いたところ、体の冷えを感じることがある人は女性86.2%、男性61.2%でした。
働き盛りの男性はオフィス生活による運動不足やストレスが冷えの原因になりやすいといわれます。
できれば自転車通勤や、ジム通いなども取り入れて運動不足を解消しましょう。
一番のおすすめは、通勤時に一駅あるくことです!!
年取るとなぜ、冷え性になりやすいの?
年を取ると男女とも新陳代謝が落ちて血行が悪くなり、自律神経の反応も落ち、熱が奪われやすいのです。
また、皮下組織が薄くなるなどで熱が逃げやすくなります。
生活のリズムを整えることや運動によって筋力アップすること、食事で体を温めることが低体温対策・冷え対策に良いようです。
冷え症のタイプ
冷え性には以下の5タイプがあります。
読者の皆さん、自分が当てはまっているタイプはありませんか?
- 手足の先が冷える「四肢末端型」
- 座りっぱなしの姿勢などが血流を悪くする「下半身型」
- 自分では気づきにくい「内臓型」
- 体の中で温度差がなく実感できない「全身型」
- 神経系や循環器系の障害による「局所型」
このうち男性に多いのは、下半身型、全身型です。
冷え性の原因と対策
冷えの原因は生活習慣、特に、食生活の乱れが冷えの主な原因です。
例えば、加工精製食品の取りすぎの傾向により、タンパク質・脂肪・糖分の過剰摂取。
その反面、ミネラル・ビタミンは不足傾向にあります。
ミネラル・ビタミンの不足が、冷え、低体温、生理不順、貧血などを引き起こす重要な原因になっています。
この他にも、冷え性になるよくない生活習慣をあげてみます。
- 冷たい食べ物・飲み物や甘い食べ物の食べ過ぎ
- 季節はずれの野菜や果物の摂取
冬に夏の野菜や果物を食べると身体を冷やしてしまいます。
夏の野菜は水分が多く、身体を冷やすからです。 - ダイエット
食べない系ダイエットをすることで、ミネラル・ビタミンのバランスが崩れています。 - 冷暖房などが整っている住環境
体の体温を調節する機能が鈍くなることが冷え性の原因だと考えられます。 - 運動不足
運動不足になると、血液を送る筋力を刺激しない状態が続き、筋力が低下し、冷え性の原因となる。 - 血流を悪くする服装や薄着の人
これもファッション性を追求するあまり、体温調節を考えていない方は改善する必要があると思います。
服を重ね着することで、空気の層を作ることができ、保温効果が高まります。
冷え対策・冷え性対策には一枚余分にということを心がけてください。 - 喫煙
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうため、それが冷え(冷え性)に結びつきます。 - 過度のストレスによる血行不良
最近では、過度のストレスがかかることで血行不良が起こることがあり、これも冷えの原因としてあげられます。 - 便秘
便秘になるということは、腸内でぜん動運動が行なわれていないということであり、基礎代謝も低くなります。
近年では、基礎代謝が低くなることが、冷え性の原因の一つと考えられており、腸内の働きを良くし、便秘を改善することが冷え症改善にもつながると考えられます。
冷え性の予防・改善
冷え性の予防意識して生活習慣を変えることで、冷え症を防ぐことができます。
おして、ビタミンやミネラルの豊富な食事を心がけましょう。
ビタミンEは、血行促進の作用があるため、冷え性の人は積極的に摂取したい栄養素です。
- 甘いものを控えましょう。
糖分には体を冷やす作用があります。
過剰摂取はやめましょう。
暑いときに冷たい飲み物を飲むと体を冷やしてくれますが、飲みすぎると冷えにつながります。
できる限り、飲み物は常温で飲むようにしましょう。
アイスやかき氷なども、食べすぎないよう意識してください。 - 運動する
運動は、血液の循環をよくし体全体を温めてくれます。
筋力も上げることができるため、積極的に体を動かして体を温めましょう。
ウォーキングや軽いスクワットを続けるだけでも効果は出るでしょう。 - 湯船につかる
忙しいとついシャワーで済ませてしまいがちですが、体を手っ取り早く温めるには湯船につかるのが一番です。
新陳代謝が上がるので、血液の循環もよくなり、冷えを予防します。 - 体を温める食材選びをする
冷え性対策には、体を温める効果がある物を中心に食べるとよいでしょう。
土に埋まって育つ根菜は、体を温めると考えられています。
例えば、ジャガイモ、生姜、れんこん、大根などです。
また、寒い地域や季節にとれる食材や味噌、醤油、自然塩などの調味料も体を温める効果があります。
どの食材も、焼く、煮る、炒めるなど温めた料理にすることで、一層体を温める効果が期待できます。
ミネラル・ビタミンが不足すると、なぜ冷え性になるの?
それは、ブドウ糖をエネルギーや熱に変化させるには、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンが必要だからです。
ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、冷え性になってしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
冷え性の原因が分かれば対処方法も見えてきますね。
体温が1℃下がると、免疫力が低下するなど健康に悪影響があるといわれています。
冷え性に悩む女性は6割が何らかの対策をしているようですが、男性の場合は3割にも達しません。
体温が低いと、基礎代謝が低下し、新陳代謝が悪いため、太りやすくなります。
ウォーキングやスクワットなどを日常生活に取り入れてみてはどうでしょうか?
食生活も大切です。
Youtubeやってます!
チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!