読者の皆さん、こんにちは。
今回は犬連れキャンプについてです。
犬をキャンプ場に連れて行ってやりたいと思っても、中々ハードルが高いですよね。
日頃、リードに繋がれて、狭い行動範囲で暮らしている愛犬を思いっきり走らせてやりたい、留守番ばかりさせているから充分触れ合いたい、違った環境で社会性を身につけさせたいなど願いはたくさんあります。
最近、ドッグフリーサイトがあるキャンプ場が増えています。
ご紹介しましょう。
Contents
ドッグフリーサイトとは?
ドッグフリーサイトとは、犬をリードでつながなくてもいいキャンプ場サイトのことです。
通常、オートキャンプのサイトというのは、区画が決められていますが、ドッグフリーサイトは周りが柵で囲われていて、車もその中に乗り入れ可能です。
通常のキャンプサイトだと、愛犬が遠くに行ってしまったり、他のキャンパーや犬に迷惑が及んだりする心配から、リードでつながなくてはなりません。
筆者は元々、犬連れキャンプに積極的ではありませんでしたが、ドッグフリーサイトについて詳しく知るうちに、是非利用してみたいと思うようになりました。
チェックポイント 柵、地面、広さ、日陰、費用
実際のドッグフリーキャンプ場を予約する前に、いくつかチェックポイントがあります。
一つずつ見てみましょう。
柵の材質と高さ、隙間チェック
まず、柵の材質ですが木が一番ですね。
人間も中でテントキャンプするわけですから、鉄の柵はいただけません。
高さは犬が飛び出せない程度、隙間も同じく犬が出ない程度がいいですね。
地面は砂?小石?芝生?ウッドチップ?
地面は材質によって一長一短あります。
砂や小石だとテント内に砂が入り込み、汚れやすいですね。
芝生は朝露がつくものの、テントを張るには適しています。
ウッドチップは犬が咬んで遊ぶかもしれません。
適当な広さは?
通常のオートサイトの広さは、おおよそ8m×8mぐらいですが、 ドッグフリーサイトは、12m×12mから15m×15mぐらいです。
中に車(乗用車)を入れて、テントとタープを張っても十分スペースがあります。
キャンピングカーは中に入れることができません。
車を乗り入れて、テントを張って、なおかつ犬が走り回れるには十分なスペースが欲しいですね。
残念ながら現存のドッグフリーサイトで100平米以上となると、見つけるのが中々ですが、さがせばいくつかあります。
後でおすすめキャンプ場をご紹介しましょう。
日陰は大切!ない場合の対策は?
日陰があれば、暑さも和らぎ、文句なしですが、ない場合はタープやケージなどで工夫しましょう。
料金は?犬も費用がかかるの?
おおよその料金ですが、サイト料金を比較してみました。
(大人2名で利用の場合)
フリーサイト(車乗入不可サイト): 3000円
オートサイト(車乗入可サイト):5000円
ドッグフリーサイト:8000円~10000円
犬は+1000円の所が多いです。
ドッグフリーサイトのあるおすすめキャンプ場
北海道には今の所一つもありませんが、本州では需要にこたえ、少しずつ増えていっています。
次にベスト3をご紹介します。
キャンプ&キャビンズ/ドッグキャンプサイト木陰
[出展:キャンプ&キャビンズ]
住所:〒325-0001 栃木県那須郡那須町高久甲
電話:0287-64-4677
チェックイン: 14時~17時
チェックアウト:11時(全シーズン)
ドッグキャンプサイトが3区画、ドッグキャンプサイト木陰が1区画あり、サイズ は12m×12mです。
ドッグキャンプサイトには上水道栓がありますが、”木陰”の方は上水道栓がなく、木陰が多いです。
どちらもAC電源コンセントが設置されています。
[出展:キャンプ&キャビンズ]
細かい砂利敷きです。
料金(税抜き・1泊)大人2名+車1台の基本料金
バリュー シーズン 5000円
レギュラー シーズン 6000円
トップ シーズン 8500円
追加料金として、大人3名以降 +1,500円、車2台目以降 +1,000円、犬ペット1〜4匹 +1,000円。
ドッグキャンプサイトに限り 4匹まで入場可です。
キャンプ&キャビンズ/ドッグキャンプサイト木陰 公式ページ
ウエストリバーオートキャンプ場
[出展:ウエストリバーオートキャンプ場]
住所:〒400-0233 山梨県南アルプス市須澤131
電話:055-285-6611
チェックイン:14時~17時
チェックアウト:テントサイトが~正午。
コテージ、バンガロー、ロッジは~午前11時です。
こちらは150㎡あって、車もサイトの外なので、かなり広く使えます。
設営区画は電源があるタイプ、ないタイプ、川の近くや山側に位置するタイプに分かれています。
これだけの広さがあると、愛犬も自由に走り回れますね。
犬専用の水浴び場(池)があります。
ウエストリバーオートキャンプ場 公式ページ
那須高原オートキャンプ場
[出展:那須高原オートキャンプ場]
車ごとフェンスの中に駐車するので便利です。
1区画広さは110㎡。
地面は砂地が3mx6mあります。
テントとタープが各1張OKです。
ペグ はスチール製が推奨されます。
AC電源 は15Aまでで、ドッグフリーサイト以外にもドッグフリーキャビンもあります。
東北道の那須インターを降りて3分というアクセスの良さです。
住所:栃木県那須郡那須町高久甲西表4453-984
料金: 常期:7,500円(2名まで)
繁忙期:11,000円(4名まで)
チェックイン: 14:00~18:00
チェックアウト: 8:00~12:00
那須高原オートキャンプ場 公式ページ
注意点
無駄吠えは他のキャンパーに迷惑がかかるので、速やかに対処しましょう。
場内でのペットによる事故・怪我は飼主の自己責任なので、常に愛犬から目を離さず、事故が起きないよう充分にご注意ください。
排泄物の処理は責任をもって燃えるゴミに出します。
子供の遊び場、水遊びエリア 、炊事場、トイレ、シャワールームのパブリックスペースに愛犬を連れて行くことはNGです。
法定狂犬病ワクチン、および伝染病の予防接種をうけていることはもちろん、必要最低限のしつけ(トイレ・無駄吠え・破壊など)ができていることが大前提です。
キャビンの場合、通常、小型犬3匹、中型犬2匹、大型犬 1 匹までです。
ヒート中の犬は無理です。
皮膚病、伝染性等の疾患があるときもNGです。
いずれのキャンプ場も、自然豊かな環境にあるので、ノミ、ダニ予防は必須です。
まとめ
夏場、人間は暑さを逃れて涼しいキャンプ場で避暑ができますが、愛犬を家に置いていくのは、心苦しいし、熱中症も心配ですよね。
犬と一緒にキャンプをする場合、一番重要なのはキャンプ場選びです。
ここでは、ドッグフリーサイトについてお伝えし、利用する場合の注意点やおすすめのキャンプ場をご紹介しました。
ドッグフリーサイトは通常のサイトより広く、柵で囲われているため、料金は高めですが、安心して愛犬と一緒に過ごせますね。
実は、これまで筆者は犬連れキャンプには積極的ではありませんでした。
山間部のいわゆる旧来のキャンプ場で、リードに繋がれていたキャンパーの犬が、猟犬にかみ殺されたという事件を複数回聞いていたからです。
夜間、害獣に襲われる危険性もあります。
でも、ドッグフリーサイトが整備されたキャンプ場は、まさに犬にとっての高規格キャンプ場です。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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