読者の皆さん、こんにちは。
アウトドアに最適の季節になりましたね。
キャンプ場も段々混んできます。
そこで、今日はキャンプ場でのマナーについてお話しします。
わかりきったことと思わず今一度我が身を振り返るチャンスにしてくださいね。
Contents
予約・キャンセルのマナーは?
キャンプ場が決まったら予約を入れますね。
未だにキャンセル料がかからないキャンプ場があるようです。
それを良いことにして(?)いくつものキャンプ場に予約を入れ、キャンセルするのを忘れる人がいます。
最低1週間は前にはキャンセルの連絡を入れてください。
夕方5時ごろ管理人さんが未到着キャンパーに電話で連絡をとっています。
大抵は電話に出ないそうです。
予約のとき偽名や偽住所、偽電話番号を入れると緊急時に大変なことになります。
キャンプ場には早めに到着しよう
キャンプ場は自然豊かな所にあります。
ということは、キャンプ場に到着するまでの道のりは夜、真っ暗になります。
夜は思わぬ動物(イノシシ・鹿など)が飛び出したり、暗闇の中でテント設営や火おこし、調理など大変です。
キャンプ場の中には、日中だけ管理人を置いている所も多いです。
必ず、チェクイン時間を確認して遅くても午後3~4時までには到着するように計画を立ててください。
さらに、深夜到着をすると、他のキャンパーに騒音や明かりの迷惑をかけます。
車の開け閉めも最低限にしましょう。
話し声、車のエンジン音、オーディオの音などは自分が思っている以上に響くものです。
キャンプ場でカラオケなど論外です。
自然を大切にしよう
先日、山間部のキャンプ場を利用した登山客が帰っていく光景を目にして驚きました。
登山客の一人が山に生えている植物を根こそぎ持って帰っているのです。
開いた口が塞がらないとはこのようなことを言うのでしょう。
言語道断。
山野草は山でしか育たないものも多いです。
それから、使った油や洗剤を川に流したり、薪用に小枝を折ったりすることも、絶対やめましょう。
木に直接ロープを張ると木を傷つけます。
直火で火を使って地面を焦がしたり、山に咲く花を摘んだりすることもマナー違反です。
キャンプ場のルールを厳守しよう
ほとんどのキャンプ場では、ゴミの捨て方のルールがあります。
分別の仕方、捨てる場所、ごみ出しの時間、なかにはゴミはすべてお持ち帰りのキャンプ場も増えています。
サイトにゴミを残したままだったり、管理施設に捨てたり、ましてや近隣の民家のゴミ箱に入れたりは絶対せず、自宅まで持ち帰りましょう。
山間部では危険生物が夜間、ゴミをあさりに出没することが多いです。
危険生物はマダニなどを落としていき、キャンパーが被害を受けることがあります。
袋をしっかり縛って野生動物が侵入しないところ(車の中など)に保管しておいたりする配慮が必要です。
他人のサイトの横断はダメです
これは子どもによくあります。
オートサイトでボール遊びをして、ボールを取りに他人のサイトに入って、つまずいたりして思わぬ事故につながることもあります。
ボール遊びをするなら車がない広場や、自分のサイト内など他人の車がない場所でボール遊びをさせましょう。
炊事場を占領しないようにしよう
手早く洗いものを済ませ、私物を残さずに場所を空けましょう。
残った食ベものを流しに捨てるなど、論外です。
大勢のキャンパーが気持ちよく利用できるよう、自宅にいる時以上に気を使いましょう。
レンタルしたものは借りた状態にして返そう
BBQコンロをレンタルするキャンパーも多いでしょう。
キャンプ場の管理人の方によると、借りた状態で返す人は一割弱だとか。
他の9割のキャンパーは使いっぱなし、中には食材が残ったまま放置するキャンパーもいるそうです。
レンタル料金を払っているのだから、、という理由なのでしょうか?
これでは、タイトルにあるような「自然に同化、自然に溶け込む、自然と一体になる」姿勢があるとは言えませんね。
「年々、マナーが悪くなっている。
帰った後のバンガロー内の様子を見ると、キャンパーの日常の生活態度が手に取るようにわかる」と管理者の弁。
火で他人に迷惑をかけないようにしよう
花火が禁止になっていないキャンプ場もありますが、原則的に大きな音の出る花火や、打ち上げ花火は大小を問わずやるべきではありません。
打ち上げは花火が飛んで、他人のテントやタープに穴を開けるなど、トラブルの原因になります。
石組みかまどを自分で作り、キャンプファイヤーを楽しんだら、必ずもとの状態に戻しておきましょう。
灰は地中に埋め、燃えカスは出さないのが基本です。
完全燃焼させて煙を少なくしたり、風向きが悪い時には、火の加減を調整したり、焚き火台の位置を工夫してみましょう。
キャンプ場が前よりきれいになった!
撤収した後は、最後に細かいゴミを掃除し、落し物はないか、忘れ物はないかをもう一度確認しましょう。
お世話になったサイトは次の人のために綺麗にして帰るのはもちろんですが、「来た時よりも綺麗にする」という気持ちで去っていきましょう。
ペットの管理は飼い主の責任です
ペット同伴OKというキャンプ場が増えています。
ペット連れの専用の区画や、ドックランを備えたキャンプ場もあります。
必ず、リードでつないでください。
まとめ
空前のアウトドアブームだと言います。
それ自体は喜ばしいことですが、街に行くのと同じような気持ちでキャンプ場に行く人が増えているのも確かです。
BBQデリバリーサービス業者のごみ捨て問題も話題になりましたね。
キャンプとは不便を楽しむこと、自然の中で静かに過ごすこと、家族と交流すること…それぞれのキャンパーにはそれぞれのキャンプ観があることでしょう。
今一度「なぜキャンプをするの?」という原点に返ってみましょう。
筆者は周囲のキャンパーに気持ちの良い挨拶をして始めるキャンプ体験が大好きです。
この記事に書かれたことは、あえて文字化しなくてもよいことばかりですしたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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