夏休みのキャンプ、今年はどこに行きますか?涼しくて広々としたキャンプ場がいいですね。
子ども達も一緒なら、のびのび遊べ、体験もできるようなキャンプ場を選びましょう。
そこで、一押しなのが、北海道の東、タンチョウヅルで有名な鶴居村。
小さな村に「つるい村キャンプ場」と「つるい村民の森 オートキャンプ場」の二つがあります。
詳しい情報をお知らせしますので、自分たちのキャンプのスタイル(ソロ・ファミリー・カップルなど)に合わせて最適なキャンプ場を選びましょう。
Contents
酪農大地、鶴居村ってどんなとこ?
釧路市の北西部40kmに位置し、南部は釧路湿原、北部は丘陵地帯が広がり、人口は釧路総合振興局の市町村の中で最も少ない2500人の村です。
鶴居村の語源はタンチョウヅルからきています。
毎年約1500羽のタンチョウが確認されていますが、その半数近くが鶴居村で確認されているのです。
地勢的にいうと、阿寒カルデラ外輪山の丘陵地を源として流れる久著呂川や雪裡川、幌呂川の流域に沿って広がる久著呂、雪裡、幌呂の3原野から構成され、流域はいずれも大規模な草地が広がっています。
北海道は自然豊かで、ヒグマを始め、キタキツネ、エゾリス、シマリス、シマフクロウなどの野生動物が見られます。
その北海道の中でも道東でしか見ることができないのがタンチョウヅルです。
11月から3月にかけて朝方と午後2時に給餌が行われます。
一度は絶滅したと考えられていましたが、釧路湿原で再発見され、地元の努力もあって、今では千羽を越えるまでに回復しました。
国の特別天然記念物にも指定されています。
つるい村キャンプ場
町中にあって、無料で綺麗なため、長期滞在者も多いキャンプ場です。
温泉も近く歩いて行けるため、非常に人気が高く、ハイシーズンはテントを張れないほど混みます。
特に週末はファミリーキャンパーでいっぱいになりますので、早めの時間にテント設営をした方が良いですね。
利用するなら、平日をおすすめします。
水洗トイレ、炊事場、自動販売機、バーベキューハウスが完備されています。
住所: 北海道阿寒郡鶴居村鶴居西8-13
アクセス: 道東自動車道「阿寒インター」から約38km
釧路市内より道道53号、道道1093号経由で35km、車で約45分
営業期間: 5月1日~10月末
電話番号: 0154-64-2050(鶴居村教育委員会)
ホームページ: http://www.vill.tsurui.lg.jp/kankou/kankou/kankou_08.html
料金: 無料 予約不要
チェックイン・チェックアウト: フリー
ペット同伴可
キャンプ場のすぐ近くにスーパーや源泉掛け流しの温泉があるので、大変便利です。
芝もフラットなので、テント設営も容易です。
しかし、幼児連れで川遊びをするときは、注意が必要です。
水深が深い場所もあり、必ず大人が付き添うようにしてください。
トイレもキレイで利便性や施設もいいので、快適に過ごせると思います。
つるい村民の森 オートキャンプ場
村民の森に隣接する、こちらのオートキャンプ場は、人気のキャンピングカーで泊まれるパワーサイトのほか、フリーサイトがある炊事場やトイレなどの施設も充実しています。
場所:北海道阿寒郡鶴居村字雪裡69番地
料金:500円~2000円
お問合せ:TEL 0154-65-2201
期間:7月~8月25日
開設時期はその年によって違うので、8月後半に行く予定の方は、電話等で確認してから行くようにしてください。
500円のフリーサイトは川向こうで、車両乗入不可ですので、ビギナーや子連れキャンプの時は、有料であっても、静かで込み合わないオートサイトがおすすめです。
入浴施設はありませんが、コインランドリーがあります。
鶴居市街地ま5.6kmの距離なので、買い出しに出た時、温泉を利用しましょう。
料金は巡回による徴収なので、受付不要、予約も不要です。
オートサイト 22サイト(野外炉有)、オートサイトエリア 30張、リバーサイドエリア 70張。
住所: 北海道阿寒郡鶴居村字雪裡69
アクセス: 道東自動車道「阿寒インター」から約32km
営業期間: 7月~8月末
電話番号: 0154-64-2114(鶴居村産業振興課)
ホームページ: http://www.vill.tsurui.lg.jp/kankou/kankou/kankou_08.html
料金:【フリーサイト】1000円 【オートサイト】2000円~3000円
チェックイン:13:00
チェックアウト:12:00
風呂・シャワーは、約6km離れた所に「グリーンパークつるい」があります。
場内施設:管理棟、トイレ、炊事棟、自動販売機、野外炉、展望台、ハイキングコース、木製遊具
緩やかな傾斜がある芝生ですが、テントもはりやすく、木製遊具もあるので、子どもも安全に楽しめます。
近隣でどんな体験ができる?
せっかく北海道でキャンプをするのですから、北海道ならではの体験がしたいですね。
釣りや乗馬、チーズ作りに挑戦してみてはどうでしょうか?
「つるい村民の森
」
高さ30mの展望塔と木製遊具のほか、川遊びなどで自然を体感できます。
「オオツ釣り公園」でフィッシング
鶴居運動広場のすぐ側に流れている茂雪裡川で、誰でも気軽に釣りを楽しむこができます。
運動広場で思い切り汗を流した後で、ゆっくり川釣りに浸るのもいいですね。
初心者や子どもでも、手軽にヤマメやニジマスが釣れます。
営業時間/9:00~17:00
鶴居村鶴居北1-20 TEL:0154-64-2341
チーズ作り
酪楽館で、チーズ作り体験をしてみませんか。
鶴居村の大自然が育んだ乳牛から生まれた生乳は、乳質日本一に輝いた実績があります。
酪楽館は平成16年からこの生乳を使った本格的なチーズ作りに取り組み、平成19年開催の第6回オール・ジャパン・ナチュラルチーズコンテストで、コンテスト最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞しました。
酪楽館(鶴居村農畜産物加工施設)
北海道阿寒郡鶴居村字雪裡435番地
TEL:0154-64-3088
鶴居村役場産業振興課農政係
TEL:0154-64-2114
申込み
毎月1日午前8:30より翌月分の電話受付がありますので、酪楽館 TEL:0154-64-3088 に予約を入れてください。
利用は3名以上のグループが前提です。
体験数量は、チーズは1グループ4kgまでです。
乗馬
鶴居どさんこ牧場で馬に乗ってみませんか。
広大な10haの牧場には、宿泊できるセンターハウスや厩舎兼室内練習場などが完備されています。
馬と触れ合ったり、釧路湿原国立公園の大自然の中を「どさんこ」に乗ってめぐるトレッキングは、見るだけの湿原から、一歩ふみこんだ体験になりますね。
鶴居村字久著呂71-1
TEL 0154-64-2931
FAX 0154-64-7468
引き馬1000円から
営業時間/9時~17時
休館日/年中無休(正月休みあり)
http://dosanko-farm.com/
おわりに
北海道の東にある阿寒郡鶴居村のキャンプ場を2か所ご紹介しました。
キャンプ場選びは、費用の点も重要ですが、参加者の構成(幼児やお年寄りを含むファミリーキャンプか、ソロか、カップルかなど)や、安全性、アクティビティなどを考慮する必要があります。
ファミリーキャンプなら、筆者は「つるい村民の森 オートキャンプ場」をおすすめします。
有料ですが、市街地からも少しだけ離れ、大自然の中にどっぷり浸かることができ、静けさやリラックス感が味わえるからです。
どちらのキャンプ場を選ぶにしても、少し早めのチェックインをおすすめします。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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