【必見】これからの新常識!キャンプ中にヒグマやツキノワグマから身を守るには

2020年夏、キャンプ場に野生のツキノワグマが侵入し、ソロキャンプをしていた女性が襲われるという、非常にショッキングな事件が発生しました。ヒグマやツキノワグマは基本的に臆病で、人間がいる場所には近づかないとされてきましたが、最近はどうもそうではないようです。クマは野生動物であり、自然の一部です。そこに人間がお邪魔させてもらっているということを忘れてはいけません。この記事では、主にヒグマ、ツキノワグマから自分の身を守る方法について、調べてみました。

まずはクマの習性を知ろう

クマから自分を守るためには、まず、クマについて詳しく知ることが大切です。
日本国内では、主に2種類のクマが生息しています。
それは、ヒグマ、ツキノワグマです。
まずはそれぞれのクマについて、解説します。

ヒグマ


ヒグマは、日本国内では北海道にのみ、生息しています。
体格は大きく、体長は2メートル前後、体重は200~400キログラム前後と、非常に巨大です。
体色は、真っ黒、もしくは、茶褐色のものもいるようです。

ヒグマは、冬は基本的に冬眠していますが、春夏秋は活発に動いています。
基本的に雑食であり、魚(サケ・マスなど)や木の実などの植物、哺乳類(シカなど)、ア虫(アリなど)を食べて暮らしています。

性格は非常に臆病であると言われていますが、母グマは例外です。
子グマが危険にさらされていると感じたときは、我が子を守るために、人間に対しても攻撃的になります。

また、ヒグマは走るのが大得意で、なんと、オリンピックの短距離選手よりも速く走ることができます。
木登りも上手です。

こう書くと非常に恐ろしく感じてしまいますが、ヒグマは、基本的には人間を避けます。
人間がそばにいるとわかると、ヒグマのほうから逃げてくれることが多いでしょう。
しかし、食料がそばにあると分かると、人間にも大胆に近づいてくることがあります。

観光地に生息しているヒグマは、観光客が多くやってくるために、人間に慣れている傾向があるようです。
ヒグマを見つけると、ついつい危険を感じないギリギリまでそばによって声を掛けたり、写真を撮ったりする観光客が多いようですが、できるだけ近づかず、そっとしておいてあげるようにしましょう。
恐ろしく悲しい事故が起こらないためにも、マナーを守るようにしてください。

ツキノワグマ


ツキノワグマは、日本国内の本州、四国に生息しています。
九州には、ツキノワグマはいません。
ツキノワグマの体色は、黒もしくは赤褐色であり、胸元に三日月のような形の白い紋様があります。
これが、“ツキノワグマ”という名前の由来になっています。

ツキノワグマは基本的に夜行性ですが、食べ物がない時は、時間を問わず動き回ります。
体長は、1~1.8メートルで、体重は100キログラム前後とされています。
個体差がありますので、オスになると、もっと大きいものもいます。
通常、人間の生活範囲にはいない大きさの野生動物です。

ツキノワグマは、以前は人里離れた山奥にしか生息していないイメージでしたが、最近、ツ行動範囲が非常に広がってきています。
すぐそこに市街地があるような山や森林にまで、出没するようになりました。
時には、人がたくさんいる住宅街にまで、ツキノワグマがウロウロしています。
以前なら、考えられないことです。

その原因の一つに、ツキノワグマの食料不足が挙げられます。
ツキノワグマは、ヒグマ同様に雑食で、木の実などの植物、小動物、果実、虫を食べて暮らしています。
現在、山には、ツキノワグマの食料が減ってきているのでしょう。
人間の近くには、生ごみや畑作物などの食料があると学習したツキノワグマが、徐々に山から下りてくるようになったのです。

最近では、ツキノワグマが人間を襲うニュースをよく耳にするようになりました。
人里まで下りてきて、人間と鉢合わせするケースが増加しているのです。
また、その逆に、人間が山菜などを取りにどんどん山奥に入っていくことで、偶然出会ってしまうパターンも増えています。

ツキノワグマも、ヒグマと同じく基本的に臆病な性格ですが、飢餓状態で凶暴になっていたり、子グマを守ろうとして、人間を襲ってしまうのでしょう。

恐ろしいことに、ツキノワグマが人間を捕食するという事故も、数年前に起こっています。
今のところ、人間を食べることを覚えたツキノワグマは少数だと思われますが、今後、どうなっていくか分かりません。

とにかく、人間は、ヒグマやツキノワグマに出会わないよう、努力することが大切です。

クマに出会わないようにするにはどうしたらいいの?

では、キャンプに出掛けた際、クマに出会わないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
クマは日本国内に広く分布していて、山にあるキャンプ場であれば、ほぼクマの生息地に近いと考えていいでしょう。
この章では、キャンプの際、クマに出会わないために人間ができる対策について、詳しく解説します。

必ず集団で行動する

クマの生息地に入る場合は、必ず1人ではなく、2人以上の集団で入るようにしてください。
人間が大勢いれば、普通のクマであれば怖がり、襲ってくることは極めて少ないでしょう。

人間がいることを音を出してアピールし続ける

クマは基本的に、人間の存在を感じると、自ら遠くへ逃げようとします。
いきなり人間と出会うと、クマもびっくりして恐怖を感じ、襲い掛かってきます。

ですから、遠くからでも人間がいることを伝えるため、クマ鈴や笛などの音が出る楽器、爆竹、ラジオ、スマホの音楽などを、大きな音で鳴らししながら歩きましょう。

社長
クマに、人間が近づいてきていることを教え、逃げる時間を与えてあげるのです。

強い匂いを放つものをつける

クマが、人間が近づいていることを匂いで悟れるように、強い香りがするものを身につけましょう。
とはいえ、クマが好きそうな食べ物の匂いなどは、厳禁です。
逆に、クマをおびきよせてしまいます。
オススメは、蚊取り線香です。
蚊取り線香を腰にぶら下げて歩くようにすると、安心ですね。

やまひつじ
クマ除けついでに、虫除けもできますよ。

最近クマが出没した場所には立ち入らない

つい最近、クマが出没したとされる場所には、絶対に行かないようにしましょう。
まだ周辺に、クマがいる可能性が高いからです。
その他にも、クマがよく出ると言われている場所には、立ち入らないようにしてください。

テント内や周辺に食べ物や生ごみを置かない

キャンプ場内では、皆が寝静まった真夜中から早朝までが、クマが出てくる可能性が高いです。
クマは、賢い動物です。
一度、キャンプ場には食べ物があると知ると、それを学習し、何度もやってくるようになります。
クマが狙っているのは、人間が持ってきた食べ物や、残飯などの生ゴミです。
最近のクマは、大胆な行動をするようになりました。
先日もキャンプ場で、中に人がいるにも関わらず、クマがテントを山の中へ引きずりこむという、恐ろしい事故が起こりました。
幸い、中にいる方は無事でしたが、テントは引き裂かれ、中にあったレトルトのカレーライスなどがきれいに食べられていたそうです。

テント内に食べ物や生ゴミをいれて寝る人は非常に多いと思いますが、危険です。
できれば、クマの食べ物になるようなものは、車の中に保管するようにしましょう。
車がない場合は、密閉できる容器に入れ、外に匂いが漏れないようにしてください。

クマに出会ったときはどう対処したら良いの?

では、運悪くクマに出会ってしまったときは、どうしたらいいのでしょうか。
一般財団法人実践自然保護団体日本熊森協会のホームページにて調べてみたところ、以下のように書いてありました。

うっかり出会ってしまった時は、クマをこわがらせないように、クマに優しいことばをかけながら、少しずつあとずさりして離れてやってください。
怒ったり棒や石を投げたりすると、クマは人間にやられると思って、走り寄ってきて、人間を前足ではたいて逃げることがあります。

引用:一般財団法人実践自然保護団体日本熊森協会ホームページ

クマに出会ってしまうと、恐ろしくて頭が真っ白になってしまいそうですが、できるだけ冷静に対処するようにしましょう。

やまひつじ
“慌てず、騒がず”が鉄則です。
クマスプレーというものも販売されていて、クマに襲い掛かられそうになった時、目をめがけて噴射すると効果的だそうです。
1本あると、キャンプ時には安心ですね。
興味がある方は、楽天やAmazonなどでも販売されているので、ぜひ検索してみてください。

クマについて非常に詳しくまとめてある資料を、環境省のホームページで見つけました。
下記にリンクを貼りましたので、クマの生息地にキャンプに行く際には、一通り目を通しておくことをおすすめします。

環境省ホームページ「豊かな森の生活者 クマと共存するために」

まとめ

以上、ヒグマやツキノワグマの生態について、また、出会わないための対策、出会ってしまったときの対策についても、詳しくご紹介させていただきました。
少しでも参考になったでしょうか。

クマは、決して悪者ではありません。
もともと山に住んでいるのはクマであり、我々人間が、勝手にそのテリトリーに侵入しているだけなのです。

クマは確かに恐ろしい動物ではありますが、正しい対策を知ることで、命を落としたりけがをしたりする危険を減らすことができます。
クマの生息地でキャンプをする際には、「クマと出会うわけがない」などと高をくくらず、事前にしっかり対応策を考えるようにしてくださいね。

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2019年1月29日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!