キャンプ時に知っておきたいコンパス、地図と合わせて使う方角の見方

キャンプ時など山に入る時はコンパスを持っておきましょう。
しかしコンパスを使ったことのない方や地図上での見方がわからない方もいらっしゃるかもしれませんので、今回はコンパスの仕組みとその方法についてご紹介します。

キャンプ時に使い方を知っておきたいアウトドアコンパス

コンパスを持たないで、キャンプ場や山に入る方も多いかもしれません。
スマホやGPSなどに頼ってもよいですが、電池が切れてしまったらどうしますか?
地図とコンパスはセットで持っておきたいところです。

キャンプ中にコンパスを利用する場面として、テントサイトから離れて森の中を散歩する際に、山道を歩行中このままこの道を進んでいっていいのか不安になった時などに使います。

アウトドアコンパスと通常コンパスの違い

あえて「アウトドアコンパス」と呼ぶのは、スマホでも見れるような一般的なコンパスとアウトドアで使用するコンパスには少し違いがあるのです。

通常のコンパス

一般的に日常生活で使われるコンパスは、針の周りの方位目盛りは固定されています。
北(N)、東(E)、西(W)、S(南)などの方角表示と、等分した目盛りがついており、北の方角が把握できます。

アウトドアコンパス

登山などでもよく使うアウトドアコンパスですが、ベースプレートの上に方位目盛りと針の入った容器がついているような作りになっていてて、その目盛りと針のケースごと動かせるようになっています。

アウトドアコンパスの選び方

コンパスの値段もピンキリです。
大体2000円~3000円から購入することができます。
初めて買われる方は、信頼性の高いアウトドア専門メーカーのを購入されることをおすすめします。

ベースプレートができるだけ長いものを

キャンプなどアウトドアで使用する「アウトドアコンパス」は先ほど上記で説明したようにまず「ベースプレート」のついたものを選びましょう。
プレート付きのコンパスは、地図と合わせて使用することを前提とされていますが、実はこのプレートは定規のように地図上で距離を測ることができるようになっています。
ですからプレートは短いものより長いもののほうが地図を広げて正しい距離を確認する上でも使い勝手がよいのでおすすめです。

自らのスキルに応じたものを持つ

GPSが普及した現代ですが、GPSが受信しにくい場所やバッテリー切れなどが起こり得るのです。
やはり緊急時にはコンパスが欠かせません。
もしGPSを使用する場合は、カード型モデルのコンパクトなものを携帯するのをおすすめします。
こうしたデジタル機器のメリットは、方角だけでなくデジタル上で気温や湿度などその他情報を把握できるところです。
初心者の方はコンパスと合わせて持っておくと安心です。

社長
まずは読図をマスターし、コンパスを使用できるようになりましょう。

ストラップやルーペのついたもの

コンパスには方位や縮尺のほかに、ストラップやネッククループなど携帯に便利な機能がついているものがあります。
またルーペがついているものは、地図上の細かい地名などを確認するのに便利です。

簡単に位置情報を割り出せるデジタル式も持っておくと便利

コンパスに地磁気センサーが内蔵されており、それが感知することによって位置情報を素早く、簡単に表示してくれるタイプのコンパスです。
さきほどの地図でセットで持つアウトドアコンパスとはまた全く違うタイプのコンパスですが、アウトドアでも使えるものです。
デジタル式のメリットは、気温や湿度などその他情報もあわせてわかるところです。

アウトドアコンパス、地図上での使い方

ここまでアウトドアコンパスの仕組みと選び方についてご紹介しましたが、実際のキャンプ場などでそのコンパスを使って正しい方向に進んでいけるように使い方を知っておきましょう。

磁北線を知る

磁北とは、コンパスの磁針が指す方向の北のことで、これは地図上の真北とは違います。
地球の磁力の影響で、磁北と真北にずれが生じており、このずれを「偏差」と呼びます。
日本では偏差が西に偏っているようです。
コンパスと地図をセットで使うのはこの偏差を考慮する必要があります。
そこで地図に磁北線という線を引いて、その傾いている方角の分だけ地図上で修正し、地図上の真北とコンパスの磁針が指す方向の北をほぼ合致させる手間をかけるのです。

磁北線の引き方

まずは、地図と筆記具、60cm程度の長い定規、分度器を用意します。

  1. まずは偏差の確認から行います。
    地図の地形図の右側に「西偏〇度〇分」という形式で書かれていることが多いです。
    この数値が確認出来たら地形図の右下隅に分度器をセットし、西へ偏差分ずれた箇所に印をつけます。
  2. 次に右下隅、1.でつけた印、地図の上端の3点を結ぶようにして直線を引きます。
    これが磁北線になります。
    あとは、同じ幅で平行線を地図上に繰り返し引いて完了です。
    磁北線は、地図の端から端まですべて引かなければいけないわけでなく、実際に歩くルートの周辺だけに引くのでも構いません。
    また平行線と平行線の幅ですが、例えば2万5000分の1の縮尺図に4cm幅で平行線を引くと、地図上の平行線と平行線の間の距離は約1㎞となります。

正しいコンパスの持ち方

正しい磁北線をの引き方を覚えたら、コンパスの正しい使い方(持ち方)についても知っておきましょう。
コンパスを正しく持たなければ誤差が生じることもあるからです。

  1. まずは周囲の確認からしましょう。
    送電線やガードレールなどがあると、磁気に影響することがあります。
  2. 背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。
    コンパスは水平にお腹あたりで体の真正面に構えて持ちます。
    肘は90度前後にまげます。
    この姿勢は目線とコンパスの進行線が一致するために重要です。
  3. コンパスを見るときは誤差が生じないよう、真上から見ましょう。

目的地の方向確認

アウトドアコンパスを使った方向確認の手順は以下の通りです

  1. まずコンパスを地図にセットします。
    地図上の現在地と目的地を直線で結び、コンパスのプレート部分の長辺をその線に合わせておきます。
  2. 次にリングを回します。
    コンパスがずれないように押さえながら回転盤を回し、回転盤の矢印と磁北線が平行になるように合わせます。
  3. 地図からコンパスを離し、コンパスを持って正しい姿勢を取ります。
    セットしたリングは動かさないように
  4. 姿勢を維持したまま、コンパスを動かさずに回転盤の矢印とNを示す赤い針が重なる方向にまで体を回転させます。
    矢印と赤い針が重なったら顔をあげて進行線の指す方向を見ると、これで目的地の方向に体が向きました。
    山道にも分岐点が何度か出てくると思いますが、今いる地点から次の分岐点までをセットする→その区間まで到達できたら再度地図とコンパスで確認するを繰り返すことで、方向ミスが減り、確実に目的地の到達につながります。

キャンプ場などでは道が整備されているところも多いと思いますが、あえて道のあるわかりやすい場所で繰り返し使うことで、自分の進行方向と目的地が合っているかどうかを把握するよいトレーニングになります。

まとめ

アウトドアコンパスの使い方を知っておくと、オリエンテーリングなどレクリエーションの場でも非常に役立ちます。
自身のスキルに応じたコンパスを持ち、道のあるわかりやすい場所で練習を積み重ねた上で、自然の中で本領を発揮できるようになりましょう。

アウトドアコンパスは慣れが必要です。
アウトドアコンパスはとても単純なアイテムですが、使い慣れないといざという時に役に立ちません。
書籍で勉強したり、簡単な山でも日頃から使うようにして、地形や方向に対する、地図とコンパスの関係をよく知っておきましょう。

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2019年1月29日

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!