キャンプで使うアウトドアナイフ!種類や扱い方の注意点、メンテナンスについて

キャンプなど野外で生活するにあたって、火を起こしたり、調理したりする際に刃物は欠かせない存在です。
最低限のナイフの使い方を知っておくと困りません。
今回は、アウトドアで使うナイフの種類やナイフの基本的な使い方や研ぎ方について少しご紹介します。

キャンプ中に1本で何役も担えるナイフを見つけよう!

アウトドア用ナイフは、薪を割る時や調理をするとき、ウッドクラフトなどで木を加工するときなどに使います。
普段ですと調理する際は包丁を、木材加工用としてはナイフが複数あったほうが使い勝手がいいかもしれませんが、何でもかんでも持ち込めるわけではありませんので、キャンプではできるだけ荷物を少なくし、ナイフも1本で何役も担えるナイフを用意し、そのナイフの使い方と技術を習得し、あらゆる作業に対応できるようにしていきましょう。

適材適所で使いこなすナイフの種類

キャンプなどアウトドア用として使うナイフには、いくつか種類があります。
火起こしの際のバトニングがしやすいもの、木工用としてウッドカービング(彫刻)などがしやすいものなど、ナイフそれぞれ適正があります。

1.ステンレス製万能タイプ

多目的で使用できるステンレスナイフです。
ステンレス製なので、耐水性があり強度もあるのでバトニングもしやすいです。
やまひつじ
ブレードの背はメタルマッチのストライカーとしても使えますよ。

2.木工用ナイフ

木工用のウッドカービング用の彫刻ナイフとしての用途があります。
先端部が鋭くなっており、削る以外にも木をくりぬいたりすることもできます。

3.コンパクトナイフ

ポケットサイズの万能ナイフです。
ナイフ自体は小さいですが、ブレードの背で着火もできるタイプです。
やまひつじ
首からさげておくと、あらゆるシーンで手軽に使うことができるので1本持っておくと便利ですね。

4.本格的サバイバルナイフ

ブレードの素材はカーボンスチール製になっているものが多く、ステンレス製のものに比べてより強度が増しています。
メタルマッチが付属しており、火口があればこのナイフセットだけで着火までできます。

5.調理用ナイフ

持ち物に余裕があれば、調理用として1本持っておくと食事の下ごしらえの際に便利です。
強度は劣りますが、食材用として扱う上で清潔さが保たれますし、ブレードが薄いので、食材がカットしやすいのが特徴です。

6.ハチェット(ハンドアックス)

ナイフではありませんが、柄が短い斧のようなものです。
取り扱いに慣れてくるとナイフのように扱うことができます。
重さがあるのでナイフより有用に使える場面も多くあります。

キャンプで使うナイフには種類がたくさん!特徴やおすすめのナイフについても

2019年5月7日

ナイフを正しく使いこなす

ナイフを扱う際はまずナイフの構造を知り、どのような使い方をしたら危険なのかを熟知しておく必要があります。
自分も仲間も傷つけないように注意を払いながら使いましょう。

ナイフの各部位の名称について

★ブレード…ナイフの刃部分全体を指す

  • ポイント…ブレードの先端部分
  • スパイン…ブレードのエッジのない部分
  • エッジ…切る時に当てる鋭利な部分
  • ベベル…鋭利なエッジ部分に対して、角度のついた面をこのように呼ぶ

★ハンドル…ナイフの持ち手部分
グリップともよぶ

ナイフを扱うときの注意点

  1. 未使用の時も注意する
    現場でナイフをほったらかしにするのは厳禁です。
    特にお子さんがいる場合はお子さんが勝手にナイフを持って振り回すと、お子さん自身はもちろん周囲の方を傷つける可能性もあります。
    自分が直接傷つけなくとも保護者として、所有者としての責任になると思って取り扱いましょう
  2. 受け渡し時の注意
    子どもの頃にハサミの使い方で学んだ方も多いと思いますが、考え方としてはナイフも同じです。
    ブレード側を渡す相手に向けないように、そして基本的にはシース(鞘・キャップ)にしまった状態で受け渡しするように心がけましょう。
  3. 所持するときから注意
    ナイフを購入し、野外に持ち込む場合は必ずシース(鞘)に納めないといけません。
    携行する際もバックパック内でキャップが取れるなどしてナイフが暴れないように収納しておきましょう。
    また腰に装着する際は、野営地以外では避けましょう。

ナイフの抜き方

ナイフの抜き方一つにしても危なくないようにコツがあります。
ナイフをシースから抜くときは、決してブレードを引っ張るような抜き方をしないこと。
刃の部分が勢いよく飛び出し、周囲の人にあたると大変危険です。
首から下げているナイフを抜く際は、力を入れず肘から上を動かさないようにして、できるだけ腕だけを引き上げるようにして抜きます。
そうすることで、鞘を持ったほうの腕が周囲の人に当たるのを防ぎます。

ナイフの構え方について

ナイフを構える時は、体の外側で構えて作業をするようにします。

イスや丸太などに腰かけた状態で作業をすることもあると思いますが、足を開いた股の間で作業をすると自分自身を傷つけることになります。
特に足の内側には太い血管が流れており、万が一ナイフが足に強く刺さったりすると致命的な大ケガになることも。

社長
急所も避けるため、必ず体の外にナイフを出して作業を行いましょう。

刃物のメンテナンスについて

キャンプ中に、薪割りやウッドクラフトなどナイフを知らない間に酷使していることが多い
アウトドアナイフも定期的なメンテナンスが必要ですので、ナイフの研ぎ方の最低限の基本だけ押さえておきましょう。

エッジの形状に合わせてメンテナンス方法が異なる

ナイフはエッジの形状が様々で、上記でご紹介した「ベベル」と呼ばれる部分が2段のものと1段のものとがあります。
2段の場合は、1段のものに比べて強度があり、鋭さが落ちにくく、もし仮に鋭さが落ちたとしても、先端だけ研ぐことで、鋭さを回復させやすいのが特徴です。

ベベルが1段の場合

ナイフのベベルが1段の場合は、フェザースティックなど繊細に木を削りやすい反面、鋭さも落ちやすいので、定期的に研ぐ必要があります。
その際は、ベベル全体を研がなければいけません。

ナイフの研ぎ方(基本編)

ベベルの形状によって研ぎ方が異なります。
慣れないうちは難しいですが、繰り返し練習してうまく研げるようになりましょう。

【ナイフを研ぐ手順】
※砥石については、刃の欠けがなく普通に研ぐだけでしたら、#800~2000程度を使用します。

  1. 砥石の当て方
    ナイフの先端を砥石にあて、弧を描くようにナイフを動かしていく。
    動かしながらナイフの先端に向かっていくイメージで。
    ナイフの先端にいくほどナイフを立てて、全体が同じ角度になるように気を付ける。
  2. 反対側を研ぐ
    砥石の上を往復するように、ナイフを返し、今度は手前側に動かしていく。
    手前側にいくほどナイフを立てていく。

ナイフを研ぐ角度は?

ナイフを研ぐ時の角度は、大体18~20度、もしくは20~25度くらいで研ぎます。
砥石を切るように動かすのがポイントです。
繰り返しおこなって感覚を掴んでいきましょう。

ナイフを研いでいくと、反対側に刃先が返る(バリが出る)ことがありますが、両方の面を同じ回数研いでいくことでバリがなくなるので、刃を往復させながら、同じ回数研ぐようにしましょう。

まとめ

普段、持つことが少ない形状のアウトドアナイフ。
持ち方や構え方について今回少し詳しくご説明したのは、やはり初心者の方がナイフを握って作業される時に他人ではなく自分を傷つけるような危ない構え方の方も多いからです。
ここでご紹介した基本を守って、上手く使いこなせると役立つナイフをぜひキャンプ中に活用していただきたいと思います。

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!