困った!どうしよう?海外旅行中の病気②発熱

海外旅行中の発熱に困った経験はありませんか?
特に小さな子どもを連れていると予定の変更を余儀なくされてしまします。
ここでは海外旅行中の発熱の原因・予防・対処方法についてくわしくお伝えします。
帰国後に発熱すると、デング熱やマラリアなどの感染症などが疑われますので、潜伏期間などもご説明します。

海外旅行中の発熱①原因

海外旅行中の発熱の原因で一番多いのが風邪によるものです。
航空機内や建物内の空調の効きすぎや人込みの多さから、風邪をひいてしまうケースです。
インフルエンザは1年中流行っているといっても過言ではありません。
たとえ日本が真夏でも南半球に行けば真冬であるわけです。

その他の発熱のケースはマラリア・デング熱・腸チフス・パラチフスなどの感染症にかかった場合です。
東南アジア諸国やアフリカを旅行した後に発熱を訴えた人の中では腸チフス・パラチフス、デング熱、マラリア、チクングニア熱、リケッチア症が確認されています。

海外旅行中の発熱②予防

予防の一番は手洗いの徹底です。
感染源としてるため、直後一番危ないのは保安検査場のトレイです。

社長
多くの旅行者が使うトレイは風邪・インフルエンザの病原菌が想像以上についていますので早めに手洗いをしましょう。

東南アジアなどではデング熱の流行が常時みられていますが、雨季は患者数が特に多くなります。
日本からの渡航者が訪れる都市やリゾートでも流行しているため、滞在中は蚊に刺されない注意を心がけてください。

海外旅行中の発熱③対処方法

現地に到着後、3~7日経過してから38℃を超える高熱が出たら、信頼できる医療機関で血液検査を受けましょう。
発熱して間もない時期は、風邪やインフルエンザなどと見分けがつかないこともあります。
デング熱は検査や血小板の減少などで、容易に診断がつくことがあります。
自己判断で市販の解熱剤(とくにアスピリン系)などを使用した場合、かえって出血症状のリスクを高めることもあり危険なので注意してください。
デング熱については後述します。

医療機関の受診

自分で医療機関を探しても見つけることはなかなか困難です。
まずは宿泊しているホテルのフロントに連絡し、ドクターを紹介してもらう方法があります。
ただし、この場合は高額の診察代を請求される可能性もあります。

もう一つは海外旅行保険のコールセンターに連絡し、滞在先の提携病院の紹介してもらう方法があります。
提携病院の中には加入者にキャッシュレスで医療を提供してくれる施設もあります。

帰国後の発熱、疑われる病気とは?

海外旅行から帰国時に発熱している場合、何らかの感染が疑われることもありますので、空港の検疫所で健康相談を受けましょう。

やまひつじ
専門のドクターが常駐していて、無料で診察してくれます。

発展途上国を旅行した後、少なくとも6か月の間は、旅行関連の感染症が生じる可能性があることを覚えておきましょう。
デング熱やリケッチア感染症による症状は、ほぼ帰国後3週間以内にみられますが、マラリアなどの寄生虫による感染症や、一部の細菌による感染症の症状は、数週間から数か月あるいは数年たってから生じることもあります。

病院で受診する場合、渡航先・滞在日数・現地での飲食物・動物との接触があったか・予防接種をしていたかなどを医師に伝えてください。
診断には血液のウイルス抗原や抗体の検査を行います。

デング熱とは?

デングウイルスによっておこる熱病で、ウイルスを保有する蚊(ネッタイシマカや ヒトスジシマカ)がヒトを吸血する際に感染がおこります。
この病気はアジア、中東、 アフリカ、中南米、オセアニアで流行しており、年間1億人近くの患者が発生しています。
最近は東南アジアや中南米で流行が拡大しているため、こうした 地域で日本人が感染するケースも数多くみられます。

2018 年1月~12 月における推定感染地として多い上位 4ケ国において、フィリピン、タイ、インドネシア、ベトナムの順でした。
渡航者 10 万人当たりの報告数の推移は、フィリピンで 8 月に高いピークを認め、タイとインドネシアで 5 月、ベトナムでは 9 月にピークを認めました。

引用:国立感染症研究所 感染症疫学センター「日本の輸入デング熱症例の動向について」2019 年8月15日更新版

デング熱の症状は発熱(38.0℃以上)、頭痛、目の奥の痛み、筋肉痛や関節痛といったインフルエンザのような症状がでます。
また、発熱して3~4日後から胸やお腹に赤~桃色の小さな発疹が出て、次第に手足や顔面に広がります。

参考:国立感染研究所ホームページ

通常は発熱してから1週間ほどで回復しますが、この時期に一部の人は、歯茎からの出血や血便や血尿といった「出血症状」、さらには「ショック症状」をおこし、重症化することがあります。
重症化した場合の致命率は1%前後とされています。

予防

デング熱の予防のためには蚊対策が重要です。
デング熱を媒介するネッタイシマカなどは、郊外だけでなく都市やリゾートにも出没します。
この蚊は昼間吸血する習性がありますが、とくに日の出後と日没前は注意が必要です。
蚊に刺されないようにするためには、肌を露出しない服装(長袖・長ズボンを着用)をするとともに、虫よけスプレー(忌避剤)、蚊取り線香などを併用しましょう。

やまひつじ
残念ながら、デング熱には治療法はありません。

マラリアとは?

マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染する病気です。
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2018年11月の統計によると、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5,000人が死亡しています。
日本でも60人前後が輸入感染症として届け出られています。

マラリアの症状は1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発疹、呼吸困難、息切れ、咳が続いている、意識がぼんやりとしている、内出血など異常な出血がみられる、下痢が続いている、嘔吐が続く、次第に皮膚に異常がでたり、お腹が痛んだりといった症状が出る場合にも注意が必要です。
熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、死に至ることがあります。
脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。

マラリアの流行地域

アジア、オセアニア、アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で流行しています。

参考:World malaria report 2018

予防として、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を少なくして蚊に刺されないようにしてください。
海外では、日本製品より濃度が高いDEET(ディート)が使用されています。
マラリアには予防薬があります。
マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬について事前に専門医と相談し、必ず専門医の指示に従って服用してください。

社長
予防薬を内服していても感染することがあるので、蚊に刺されないようにしてください。

まとめ

以上、海外旅行中、および帰国後の発熱に関する情報をお伝えしました。
デング熱と言えば、2015年に、インドのデリーでは1.5万人以上の感染者が報告されました。
2016年は、世界中で大規模なデング熱の発生。
2017年にはアメリカ大陸でデング熱患者58.4人が報告されました。
2018年には減少したとはいえ、2019年には急激な増加が観察されていて、国立感染症研究所 感染症疫学センターが「日本の輸入デング熱症例の動向について」 を、毎月更新しています。
マラリアも2018年の1年間に世界中で2億人以上が感染し、43.5万人が死亡している怖い感染症です。

社長
海外では最善の備えをして風邪、デング熱、マラリアにかからないようにしてください。

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!