水難事故を起こさないための安全対策

夏本番!
太陽求めて海に出かける方も多いでしょう。
日本全国には海水浴場が1000か所以上もあります。
でも、悲しい水難事故が7月、8月の2か月だけで年間の4割も発生しているのです。
ここでは海・川・湖・池で水難事故を絶対起こさないための安全対策をご紹介します。

水難事故の発生状況

警察庁の「水難事故統計」を見ると、水難事故の発生件数は2018年で1356件、死者・行方不明者は692人で、前年より13人増加しています。
魚とり・釣りをしている時に212人(30.6%)が、水遊びをしている時に63人(9.1%)が事故に遭っています。
水難場所は海で371人(53.6%)、河川で197人(28.5%)発生しています。

中学生以下の子どもの事故件数は133件、死者・行方不明者数は22人に上ります。
22人のうち、約半分の10人は河川で水遊びをしている時、12人は海での事故です。
ついで、湖沼池、プール、用水路と続きます。

社長
特に、幼児(未就学児童)の場合は、水遊び(42.4%)と魚とり・釣り(18.6%)中の水難事故が大部分を占めるので注意が必要です。

安全対策

基本的に子どもの海遊びや川遊びは親や大人が近くで見守っていますよね。
それでも事故が起きてしまうところが、海や川の怖いところです。
では、安全に楽しく海で過ごすには、どのようにすればいいのでしょうか。

  1. 遊泳禁止場所には近づかない
    事故が起きている場所の55%は遊泳が禁止されている海です。
    流れが速い、藻が多く絡む、水温の変化が大きいなどが理由で遊泳禁止になっているのですから、絶対泳がないことが大前提になります。
    そして、必ずライフセーバーがいる場所で泳いでください。
    ライフセーバーがいれば、危険な場所には行かないように説明を受けたりして危険を回避できます。
  2. 子どもから目を離さない、一人で遊ばせない
    子どもが複数の場合、親が小さな子の着替えなどを手伝っている少しの間に、先に海に入った子どもが事故に遭っています。
    やまひつじ
    必ずみんなで一緒に準備体操をして、海に入るようにしましょう。
  3. 準備体操をする
    ストレッチを中心に、屈伸運動、手足のブラブラ運動をしましょう。
  4. 日射病・熱中症対策
    日焼け止めは海水で取れてしまうので、ラッシュガードを上手に利用しましょう。
    最近では紫外線による光老化の認識が広がっているので、小学校などでも水着の上からラッシュガードの着用が認められているところもあるようです。

    ラッシュガードとは水着の一種で、紫外線から肌を守ったり、クラゲなど毒をもっている海の生き物から皮膚を保護したり、体温低下を防ぐ効果があります。
    ラッシュガードは生地の密度が非常に高いので、柔らかく、肌に密着するのが特徴です。
    ラッシュガードは体に密着するように作られているので、着方が少し大変なので、小さな子どもは大人が手伝ってあげましょう。

    同じような紫外線対策にラッシュパーカーがありますが、ゆとりがあるため、どうしても中に空気が入りやすくなり、泳ぎの妨げになったり溺れる原因になってしまいます。

    社長
    海に入るときは、ラッシュパーカーではなく、ラッシュガードが適していることを覚えておいてくださいね。
  5. 天気予報をチェック
    以下のサイトがとても便利です。
    海水浴場をスポットごとに、3時間おきの天気の変化や風向きを教えてくれます。
    Mapion天気予報

    天候悪化が予想される場合は決して海に入らないでください。
    遠くにある台風でも高波が発生しやすくなります。
    お盆を過ぎたら土用波(遠方の台風が原因となって起きる高波)が発生しやすくなります。
    また海水温も低くなるので泳ぐのは止めましょう。

    気象情報として注意したいのが「強風注意報」「波浪注意報」「高潮注意報」「雷注意報」の4つです。
    これらの注意報が出ている時は、危険を考えて海へ行くのは取りやめた方が良いでしょう。

  6. 飲酒した後や体調不良、睡眠不足の時は海に入らない。
    自分の体力を過信しない。
    海上保安庁の数字でも、飲酒が認められた事故者の死亡・行方不明率は50%と、飲酒が認められなかった事故者と比べて、22ポイントも高くなっています。
    やまひつじ
    いかに飲酒後の入水が危険かわかりますね。
  7. 浮き具が流されても取りに行かない
    最近では動物型の浮き具をよく見かけますよね。
    このような浮き具は陸からの風によって、遊泳区域外まで流されてしまう場合がよくありますが、絶対取りに行ってはいけません。
    昨年8月、千葉県館山市の海水浴場で家族4人で遊びに来ていた51歳の男性が溺れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
    男性は1mのイルカ型の浮き具が沖に流されたため、泳いで取りに行ったのですが、諦めて戻る途中で溺れたということです。
    浜辺から約60メートル、水深約1.8メートルの場所です。

離岸流に遭った時の対処方法

離岸流とは岸から沖へ強く流れる、海水の流れのことをいいます。
とても強い流れのため、一旦この流れに乗ってしまうと、逆らって泳ぐことはとても困難です。
離岸流は部分的に発生することが多く、幅は10m~30mといわれています。

発生しやすい海岸は、太平洋や日本海等の外洋に面しているところ、遠浅で、海岸線が長いところ、波が海岸に対して直角に入る海岸です。


離岸流の模式図(出典/海上保安庁HP)

離岸流の見つけ方

(出典/海上保安庁HP)

流されたビーチボールや浮き輪を追いかけて知らず知らずに沖合に流されてり、技術の未熟なサーファーが流れに巻き込まれ沖合に流されたり、シュノーケリングで海中の景観に気を取られている間に沖合に流されたりして事故になっています。

昭和30年(1955年)7月28日に、三重県津市の中河原海岸において、市立橋北中学校の女子生徒が水泳の訓練中に見舞われた事故があります。
海が静穏だったにも関わらず、突然大きな波が襲い、生徒たちが次々と海底に引きずられ36名が死亡した痛ましい事故です。

万一、離岸流に流された場合、パニックになることが一番危険です。
離岸流の幅は10メートル程度なので、流れに逆らわずに流れが収まったところで、海岸線と平行に泳ぎ、離岸流から離れた場所から岸に向かうように泳いでください。

離岸流の速さは秒速1メートルを超えることがあり、これに逆らって浜に泳ぎ着くことは水泳のオリンピック選手でも無理です。
流れに逆らって泳ごうとしても結局沖合まで徐々に運ばれ、パニックに陥り、力尽きてしまうので、各地の海上保安部等では、まず海岸線と平行方向に(つまり沖へ向かう流れに対して横方向に)泳ぎ、波が砕けた地点まで到達したのちに浜へ向かって泳ぐよう、薦めています。

  • 決して陸に向かっては泳がない。
  • あわてず落ち着き、周りの人に流されていることを知らせる。
  • 岸と平行に泳ぐ。
  • 抜け出せたら、岸に向かって泳ぐ。参考:海上保安庁HP

まとめ

以上、安全に海水浴をするための注意点を中心にお伝えしてきました。
特に大変危険な離岸流には最大の注意を払ってください。
ゴミが集まっていたり、海水の色(濁り)が違っている場所は離岸流が発生している可能性があります。
ざわついている場所が早く移動している場合などは魚が集まっていることもあるので、よく観察してください。
水難事故がなく、楽しい思い出に残る海水浴にしてくださいね。

社長
携帯電話を防水バックに入れて携行することも忘れずに!!

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!