子どもを水難事故から防ぐためのポイント

暑くなると海や川、渓流など水に親しむ機会も増えますね。
特に痛ましいのが子どもの水難事故で、海や川、池での水遊びによる事故が多発しています。
今回は、子どもが水難事故に遭いやすい状況や、危険なポイント、事故を避けるための対策などをご説明します。
そして、万が一、水難事故に遭遇した場合の対処方法もご紹介します。

いつ、どこが危険?

6月から8月の3ヶ月間に、水難事故の50%が集中して発生しています。
死者や不明者が一番出ている場所は海(約50%)、ついで河川(約30%)です。
また、釣り、通行中、水泳中、水遊び中の事故も発生しています。

やまひつじ
子どもの水難事故は水遊び中に多く起きています。
水に入っていなくても、足を滑らせて転落して事故にあうケースも多いようです。
水の近くでふざけたり、身を乗り出したりするのは大変危険です。
以下場所ごとに詳しく見てみましょう。

海にはほとんどの場合、大人と行くことが多いでしょうが、大人がついているから安心という思い込みが、かえってスキをつくってしまうので注意してください。
事故の大半は、すぐ近くで子どもが遊んでいて、声も聞こえるし、、、と大人が気を許した瞬間に起こりやすいものです。

社長
海岸では、潮の満ち引きによって水位が変化しますので、特に注意が必要です。

海でのイベントでは親せきや友人家族などがワイワイ、がやがやと大人数で楽しむことが多いですよね。
子どもも楽しそうにはしゃいでいるし、誰かが見てくれているだろう、と親もつい油断してしまいがちです。
できれば、交代制で子どもの面倒を見るなどして、一瞬とも子どもから目を離さないことが大事です。

遊泳は遊泳区域内で行い、危険区域という掲示板がある場所で遊泳することは禁止です。
事前に遊泳できる区域を調べてから出かけましょう。
子どもの水難事故を防ぐために、海に子どもだけで遊びに行かせることは絶対ダメです。
そして、学校のプール授業前のように、準備体操をしてから海に入りましょう。
また、適度に休憩も入れましょう。
繰り返しますが、子どもから目を離さないように気をつけましょう。

晴れの日の川は大丈夫だと思っていませんか?
実はそうではありません。
今は晴れていても前日まで長雨だったとか、上流で雨が降っているなど川辺での油断は大敵です。
中学生以下の子どもの水難死亡事故は川が最も多くなっています。

川は急に勢いを増したり、増水したりします。
川の事故の90%は浅瀬や穏やかな川で発生しています。
安全だと過信して、子どもから目を離さないようにしてください。

やまひつじ
特に増水が続いた後は、川底が削られて深くなっていることもあります。

用水路・ため池

子どもが水難事故に巻き込まれるのは、川だけではありません。
用水路やため池などに誤って転落し溺れる事故も、たくさん起きています。
落した靴やボールなどを拾おうとしたり、虫を採ろうとして足元を見ず、用水路やため池に落ちたりして、死亡事故につながるケースも多いです。
子どもは熱中すると、そちらばかりに注意が行き事故につながりやすいのです。

そして、子どもはわずかな水深でも溺れるということを大人は肝に銘じてください。
過去に水深20㎝の保育園のビニールプールで園児がおぼれたケースも報告されています。
大人の様に顔を上げれば息ができるとか、手をつけば起き上がれるとか 大人からすれば簡単そうな事が、まだ頭で考えられず行動できないのです。
幼児用プールでも絶対目は離せません。

社長
一人遊びは厳禁です。

渓流

河川の釣りや魚とりは滑りやすいので、特に足元に注意しましょう。
山間部の河川ではわずかな雨でも何が起こるかわかりません。
是非、ライフジャケットを着用しましょう。

ダムの下流や中洲、河原

ダムの下流や中洲、河原では時間によって水かさが変わりやすく、危険です。
キャンプやBBQをする時は細心の注意をしましょう。
川が増水した場合、中州にいると取り残されてしまいます。

子どもと一緒に確認しよう!!

  • 子どもだけで水があるところ(川・池・海・プール)へ行かない
  • 雨が降った後、翌日は川に近づかない、川の中へ入らない
  • 水が増えていたり、水が濁っていたり、丸太や漂流物が流れている川からすぐに離れる、丸太の上で遊ばない
  • 池の底が泥の場所で遊ばない
  • 池や川岸の草むらには近よらない
  • 高波の時は岩場には近よらない

事故を未然に防ぐためのポイント

  1. 事前に天候、危険場所、転落の恐れがある場所、足場が悪い場所、藻や下草などが沢山生えている場所、水温の変化や水流の激しい場所などを、チェックする
  2. 計画は余裕を持ったものにし、無理のない予定を組む
  3. 服装にも注意する
    釣りなど水中に転落の危険性があるアウトドアでは、ライフジャケットを正しく着用し、樹脂製やビニール製のサンダルやミュールなどは脱げやすく危険なので止めましょう。
    その点、リバーシューズは脱げにくく、靴底も滑らないようにできています。
    また、体温を奪われないように、Tシャツは綿ではなく、速乾性のある化繊の長袖を着ましょう。
    できれば水抜き穴のあるヘルメットがあると頭を保護することができます。
  4. 「このくらい大丈夫!」という考え方をしない
    やまひつじ
    天候不良や急激な天候の変化、体調不良の時は取りやめる勇気も必要です。

万が一の対処方法

万が一、溺れている人を発見したときは、泳いで救助に向かうことは大人でも大変危険です。
救助に入った方が水難事故に遭い、死亡する事故も後を絶ちません。

社長
自分自身の身の安全確保も非常に大切ですので、あわてて飛び込むのは絶対NG。

溺れている人に大きな声で呼びかけ、反応や怪我の有無などを確認します。
そして大声で周囲に助けを求めてください。
ロープや浮き輪、長い棒、ペットボトル(空でも飲みさしでも可)などを溺れている人に投げます。
携帯電話などで、「118番(各管区海上保安本部に繋がります)」や「110番」、「119番」通報し、隊員の指示に従いましょう。

まとめ

水辺で自然に親しむことは、子どもにとって素晴らしい経験になります。
しかし、悲しい事故が毎年起きていることも忘れてはなりません。
事故を未然に防ぐことが一番大切です。
事故を予防し、ルールなどを守った上で、楽しい水場での時間を過ごしましょう。

遊びに行く場所の情報を入手したり、状況を的確に判断したりすることも大人の役目です。
事前に気象情報を把握することはもちろん、現地の立て看板を確認するなどして、現場の特徴や注意事項を子どもにもよく話して聞かせてくださいね。
状況によっては計画を取りやめて、すぐ引き上げるなど、早めに対処することが事故防止につながります。

社長
「118番(各管区海上保安本部)」と覚えておいてください。

参考1)海上保安庁,海難の現況と対策について~大切な命を守るために~《平成25年版》
参考2)警察庁生活安全局地域課,平成30年夏期における水難の概況 

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2019.01.29

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!