マテ貝の潮干狩り 持ち物と注意点を交えて、安全な潮干狩り場所をご紹介(九州編)

初夏は潮干狩りには絶好の季節ですね。
連休中に行った方も多いでしょう。
皆さんはマテ貝ってご存知ですか?
潮干狩りというとアサリを連想されるでしょうが、アサリの名所、能古島では2019年、昨年に引き続きアサリの生育不良のため一般客の潮干狩りは中止されました。
ここでは、最近ちょっとしたブームになっているマテ貝の潮干狩りスポットをご紹介しましょう。

貝毒が心配と言われる方も多いと思いますので、そのことに関してもお伝えしますね。
ワイワイ言いながら、みんなで採った貝はひときわ美味しく、栄養価も高い食材、マテ貝の潮干狩りに行く時の持ち物や貝の持ち帰り方など、注意点も載せました。

マテ貝とは?


ここ数年、西日本ではマテ貝の潮干狩りがひそかなブームとなっています。
マテ貝はちょっとグロテスクな形をしている二枚貝で、敬遠される方もいるかもしれませんが、味はアサリよりも美味しいんですよ!

獲り方が変わっています。
マテ貝は砂の中の数十cm~1m奥に生息しているので、砂を1㎝ほど掻くとマテ貝の穴が出てきます。
その穴に塩を入れてしばらくすると、ひょっこり穴から出てきます。

やまひつじ
子どもたちでも簡単に獲れるますよ。

安全な潮干狩り場所:九州編

まず、絶対してはいけない潮干狩りの鉄則は、河口付近の自生の貝や無料の潮干狩り場で獲らないことです。
必ず、有料の場所で潮干狩りをしてください。

社長
理由は後で述べる貝毒対策です。
やまひつじ
次にマテ貝が獲れる潮干狩りスポットをご紹介しましょう。

マテ貝潮干狩りスポット

簑島(みのしま)海水浴場


行橋市蓑島(みのしま)の先端に位置する海水浴場で、周防灘を臨む遠浅の美しい浜辺です。
3月~6月には、マテ貝の潮干狩り(地元ではマテほりといいます)ができます。
磯遊びも楽しめますよ。

所在地: 〒824-0011 行橋市蓑島
お問い合わせ先:蓑島漁業協同組合(平日のみ)
電話番号: 0930-23-1040
料金: 1人 500円
利用期間: 3月~6月の大潮時
駐車場: 20台
アクセス:JR日豊本線行橋駅から車で約10分。

JR日豊本線行橋駅より太陽交通バス「蓑島」行き15分、終点「蓑島」下車、徒歩10分。

白石(しろいし)海岸


白石海岸は、とても景色が美しく、デートでいってもいいですね。
遠浅海岸なので、子ども連れでも安心です。
干潮時には潮が引いて沖のほうまで干潟が姿を現します。

所在地: 〒800-0300 京都郡苅田町白石
お問い合わせ先: 苅田町漁業協同組合
電話番号: 093-436-3121
駐車場: 無
料金: 無料
アクセス:JR西日本工業大学前駅より車10分

持ち物

着替え、帽子、サングラス、タオル、サンダル、熊手、貝入れ網、
発泡スチロール箱(クーラーボックス)、保冷剤、レジャーシート、
ビニール袋(ゴミや、濡れた服を入れる)、飲み物

貝の持ち帰り方

必要なもの:クーラーボックス、保冷剤、新聞紙(10枚)、
ペットボトル(1.5L)×3、バケツ、網

方法:ペットボトルに海水を汲み、貝を海水で洗ってください。
貝は網に入った状態のまま、バケツにいれ、貝がかぶるくらい海水を入れます。
その上に新聞紙をかぶせ、クーラーボックスに入れて持ち帰りましょう。
帰宅後、一晩暗い場所で砂出しをしてください。

やまひつじ
酒蒸しにするととても美味しいので、お試しください。

貝毒って?

貝毒とはアサリ、ムラサキイガイ、カキ、シジミ、ハマグリ、マテ貝などの二枚貝が、体内に蓄積する毒のことです。
原因となる毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることで毒を蓄積していき、そのような二枚貝を人間が食べることで、食中毒症状を起こします。

社長
貝の毒素は加熱しても毒性は消えません。
貝毒は、貝自体に毒があるわけではなく、有毒のプランクトンを貝が食べることで毒を持った貝になります。
しかし、貝が一度そのプランクトンを食べたらずっと残っているのではなく、海中に有毒なプランクトンがなくなって毒性のないプランクトンを食べるようになれば、貝からも毒性がなくなって人間に害のない貝に戻ります。

1970年代後半に、東北地方を中心に大規模な貝毒食中毒が発生して問題となりました。
30年後にふたたび発生が顕著になり、2017年頃から食中毒被害が続出。
今年も消費者庁や農林水産省、大阪湾や瀬戸内海を臨む自治体が注意を呼び掛けています。

貝毒で食中毒になったら、どんな症状がでるの?

貝毒には下痢性貝毒と麻痺性貝毒の2種類があります。
下痢性貝毒は、食後30分から4時間で発症し、下痢(水様便)、吐き気、おう吐、腹痛の症状があらわれます。
通常は3日以内に回復し、死亡例はありません。

麻痺性貝毒は食後30分程度で発症し、舌、唇、顔面、手足のしびれ、運動失調の症状があらわれます。
重症の場合、呼吸麻痺で死亡することがあります。
体重20グラムのマウスが15分で死亡する毒力です。
残念ながら治療薬はありません。

消費者庁・農林水産省によると、有料の潮干狩り場は安全性を確認しながら営業しているので大丈夫ですが、無料の場所や、自生する貝を採取する時は注意が必要であると言っています。

現在、大阪湾で現在注意令が!

大阪湾では2013年から毎年、アサリやトリガイから貝毒が検出されています。
アサリの場合、例年は3月ごろから5月下旬ごろまで発生が続くのですが、2018年は2月に発生。
3月には兵庫県東部に拡大し、4月には兵庫県西部で35年ぶり、岡山県東部でも32年ぶりに確認されました。
有料潮干狩り場では、せっかく採った貝を持ち帰らせることができず、九州産の貝と交換しました。

2019年も大阪湾に生息する2枚貝から基準値を超える貝毒が検出されました。
年々毒が強くなっているようです。
原因は一体何なのでしょうか?
プランクトンの量をモニタリングしている大阪府立環境農林水産総合研究所によると
「工場からの不正な排水がなくなり、大阪湾の水質が浄化された。海中の栄養素が減り、低栄養でも増殖できる有毒プランクトンが増えた可能性がある。
年々毒性は強くなっており、2018年4月上旬にはアサリから、体重60キログラムの成人が8個以上食べた場合に死に至る恐れがある強い毒性が検出された」
と説明しています。

大阪府が毎週実施している検査で、3週連続で毒が基準値以下になれば規制はなくなり、2019年5月7日、しじみだけはOKになりました。
毒性の数値は減少しているものの、アサリは5月中、アカガイとトリガイは6月まで規制がかかるとみられます。

やまひつじ
マテ貝に関しては被害の報告はあがっていないそうです。

参照/大阪府立環境農林水産総合研究所「貝毒に注意しましょう!」
参照/日本経済新聞「貝毒に注意 大阪湾で例年より毒性強く、瀬戸内海でも確認」

対策

大阪湾以外でも、近畿地方を中心に検出事例がありますので、特に無料の潮干狩り場では、必ず事前に都道府県の情報を確認するようにしましょう。

参考/産経新聞 潮干狩り「貝毒に注意」 消費者庁が呼び掛け

まとめ

ここではマテ貝の潮干狩りについてお話ししました。
安全な貝を獲るには必ず安全調査を行った場所で採ることが大切ですね。
河口で獲った貝も食べないようにしましょう。
貝毒をむやみに恐れる必要はありません。
店頭に並んだ貝や“潮干狩り場所”として指定され、有料の所は安心ですので、是非、子どもたちとわいわい言いながら楽しい潮干狩りを楽しんでください。

長崎の五島列島や、伊勢湾、神奈川県、千葉県でもマテ貝が多く採れるようですよ!!

社長
関東では9月まで潮干狩りができますが、貝の味がいいのは初夏です!!

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2019年1月29日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!