「シイタケの原木コマうち体験」は楽しいよ!!コンコンコンと軽やかな音を響かせて

シイタケは栄養価も高く、料理にもよく使われる食材ですね。
自分でシイタケを育ててみる体験ができるって、知っていましたか?

今回は、原木にシイタケ菌を打ち込んでいく作業、「シイタケ原木駒うち」についてご紹介します。

やまひつじ
これは、最も野生に近い栽培方法です。

この記事では体験場所のいくつかをご紹介します。
もし、お近くに体験場所がない場合は、シイタケ栽培キットが市販されていますので、その情報もお伝えしましょう。
失敗談も載せますので、参考にしてください!

社長
是非、自分で育てたシイタケを食べる感動を味わってくださいね。

シイタケ栽培の歴史

シイタケ栽培の歴史は、いまから約400年前のこと、江戸時代の初期に始まったと言われています。
大分で炭焼き用の材木にシイタケが生えているのが発見されたのがきっかけだそうです。

シイタケ菌を使った栽培が確立されるまでは、なたを使って切り倒した木に傷をつけて自然界にある椎茸菌を繁殖させる、「なため栽培」が主流で、昭和20年代後半まで続きました。

その後、乾燥シイタケの普及などにより、多くの人がシイタケを食材として使うことができるようになりました。

社長
海外でもblack mushroomとして、大人気です。

原木シイタケができるまで

では、さっそく原木シイタケはどのようにしてできるのかをご説明します。

原木栽培とは

原木栽培とは天然の木を使って、木材腐朽菌のきのこを栽培する方法のことです。
伐採し枯れた丸太に直接、種菌を植え付ける方法なので、丸太(原木)をそのまま使うことから原木栽培と言われています。

原木しいたけを栽培するためには樹種、時期、伐採、管理、収穫について知る必要があります。

やまひつじ
順にご説明しましょう。

行程は、栽培する原木の選択―>伐採―>乾燥―>玉切りー>駒うち(菌打ち)ー>伏せこみー>ホダ起こしー>収穫です。

樹種選び

最も適しているのは、主にクヌギ、コナラ、ミズナラで、カシ、シイ類なども利用できます。

伐採と時期

伐採の時期は、本州中部の平野部では晩秋(10月下旬~11月上旬頃)が適期です。
地面から1mの高さの直径が20cm前後までの木が適切で、これ以上太いものは、重くて作業がしにくいです。

伐採は木の根元付近から木を切り倒します。
葉がついた状態で、切り倒したまま置くと、葉からだんだんと水分が抜けていき、菌を植え付けるのに適した状態になります。

伐採後の管理

乾燥が不十分だと、シイタケ菌糸の成長がうまくいきません。
管理しやすいように約1mの長さに切断(玉切り)し、約1ヶ月、直射日光を当てないように注意して管理します。

社長
玉切りの時期は、冬(1月下旬ごろ)です。

原木に種菌を植え付ける駒うち(菌打ち)

2月から3月が最も良い時期です。

玉切りした原木にシイタケ菌(種駒)を植え付けます。
木の表面(樹皮)にあけた穴に、種駒をカナヅチで打ち込みますが、打ち込むとき、種駒の先を1~2度軽く打って位置を決めたら、その後は、一挙に打ち込みます。
何度も打つと種駒がつぶれてしまい、打ち込めなくなります。

やまひつじ
遅くとも3月初めまでには実施します。

伏せ込み

ホダ木(菌を植え付けた木)を井げたに組み上げます。
場所は、陽光がほとんど差しこまず、風通しが良い林内です。

やまひつじ
時期は4月下旬~5月上旬になります。

ホダ起こし

シイタケ菌がいきわたったホダ木を、伏せ込み地から湿度の高い林内に移し、合掌に組みます。
これを「ホダ起こし」と言います。
時期は、「伏せ込み」の年の秋10月~12月上旬が適期です。
合掌に組み終われば一連の作業は終了です。
後は収穫を待ちます。

やまひつじ
お疲れ様!!

7.収穫
そして、ホダ起こしの翌年の春には、シイタケが出ます。
シイタケの収穫は春と秋の2回です。

どこで原木シイタケ駒うち体験ができるの?

シーズン: 2月~3月に体験を行っている場所が全国にあります。
以下、一部をご紹介します。

・大杉しいたけ
都城市山之口町山之口1809 
(0986)-57-2536

・メタウォーター下水道科学館あいち(旧 愛知県下水道科学館)
ビオトープ
 
 所在地 愛知県稲沢市平和町須ヶ谷長田295-3 
 (0567)-47-1551

・八代市泉町久連子72「古代の里」
(0965)67−5049

・大分市野津原の山奥、田ノ口地区  栗灰遊びの森
主催 松毬(まつぼっくり)の会
090-8394-6784 小野

自分の家でもできる?キット紹介

「花くらす*野菜くらすのしいたけ栽培キット」
「シイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園】」

シイタケ栽培のキット、失敗談

シイタケ栽培のキットを使っての収穫で一番失敗しやすいことは、収穫時期を間違えることです。
シイタケを大きくしようとして収穫時期を遅くすると、傘の裏のヒダから胞子が飛んで、白いカビがついたようになります。

シイタケは一斉に収穫期を迎えるので、成長が遅かったり芽が出る日が遅かったりしたシイタケは、小さいまま収穫になってしまいます。

ハサミかカッターで収穫するように、説明書には書かれていますが、専門の方のお話では、雑菌のことを考えて、ヒダに触らないようにして、手でもぎ取る方が良いということです。

キットでは物足りない人へ

森林組合や通販に注文して、すでに菌が埋め込まれている「ホダ木」を購入するのもいいですね。

もっと本格的にという方は、山にクヌギの木を取りに行き、シイタケの菌も用意すれば、自分で原木シイタケを育てることができます!最初はなかなか穴の彫り方や埋め込みがうまくいかないかもしれませんが、だんだん上達することを信じて楽しみましょう。

専門用語

原木シイタケ駒うち体験に参加すると、以下のような専門用語が出てきます。
ここで、ちょっとおさらいをしておきましょう。

やまひつじ
混乱せずに、体験をすることができます。

・たま切り:伐採して乾燥させた原木を1m~1.2mくらいの長さに切断すること。

・駒菌:水分調整した木片=駒にしいたけの菌糸を培養した菌。

・駒うち(菌うち):シイタケ菌(種駒)を植え付けること。

・ホダ木:原木にシイタケ菌を打ち込んだもの。

・仮伏せ:種駒の乾燥を防ぎ、シイタケ菌をホダ木に早く活着させるために、ホダ木を高さ30cm程度に積み上げて枝葉などをかぶせておくこと

・伏せ込み(本伏せ):その後で「井げた」に組み上げること。
場所は、陽光がほとんど差しこまず、風通しが良い林内です。
時期は、4月下旬~5月上旬。
仮伏せを省略して伏せ込みまでを一挙に実施することもあります。

・ホダ起こし:ホダ木を、伏せ込み地から湿度の高い林内に移し、合掌に組むこと。

おわりに

日本全国、多くの里山が保全活動の一環として、シイタケの原木コマうち体験を実施しています。

原木シイタケ駒うち体験でできたホダ木は、その後、山にもって行き仮伏せされ、その後本伏せされ、二夏越した、来年の春~秋頃から収穫がはじまります。

シイタケづくりは、作業自体は単純ですが、とても根気の要る仕事ですね。
それに、原木シイタケ栽培には知識と経験が必要であることがわかりました。

やはり、始めは自分で経験してみないと、実践では役にたちません。
ぜひ、日本各地の山間部で開催されている「原木シイタケ栽培体験」に参加してみましょう。

自分で育てたシイタケはきっと何倍もの味がすることでしょう。
原木シイタケ栽培体験で使われる専門用語も簡単にご説明したので、きっと、体験時に役立つと思います。

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2019年1月29日

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!