67インパラ整備編37:旧車のオルタネーター(直流ダイナモ)の交換とクラシックカーにおすすめの容量(アンペア)について考えてみた

本日は昨日のバッテリー交換に引き続き、67インパラのオルタネーターの交換作業を行っていきたいと思います。

67インパラ整備編36:バッテリー交換とマイナス端子キルスイッチの取り付け、バッテリートレーのワンオフ製作

2018.11.29

旧車に搭載されているのはオルタネーター?それともダイナモ?

オルタネーターに関しては車に乗る人なら一度は聞いたことがあるであろう単語かと思います。

基本的にオルタネーターというのは車を動かすのに必要な電気をエンジンの動力を借りて発電する装置となっています。

オルタネーターが故障したりすると、バッテリーの容量があるうちは普通に車も走ったりしますが容量が尽きると車も止まることになります。

オルタネーターそのものが仮に壊れていなかったとしてもプーリーに繋がっているVベルトといわれるものが切れた場合でもオルタネーターが発電しなくなりますので同様に車は走らなくなります。

で、先ほどからオルタネーターと何度も使用していますが、
旧車にはこのオルタネーターの代わりに直流発電機といわれるダイナモが搭載されていることが一般的です。

現代の車では発電効率の関係から交流発電機に該当するオルタネーターを搭載し、
交流を直流に、つまりACDCコンバートすることで発電を行いますが、
旧車の場合はDCダイナモを搭載することで直接直流を発電させているわけですね。

因みに見た目に関してはほとんど違いはないようですが予備知識として知っておくとよいと思います。

したがって筆者の67インパラに関してもDCダイナモがオルタネータに相当するパーツとなりますが、紛らわしいので以下全てオルタネーターで統一させていただきます。

オルタネーターは消耗品なので定期的な交換が必要

以前マスタングを乗っていた時にもオルタネーターが突然壊れたことがあり交換を行ったことがありました。

その時には発電しなくなったわけではなかったのですが、ゴリゴリと回転数に応じて周期的な異音がするようになりました。

結構車内にも響くくらいの大音量だったのでたぶん普通に道路を走っていても聞こえる感じだったのではないかと思いますが、この時はACデルコのオルタネーターに交換を行いました。

オルタネーターは内部で軸が高速で回転しているため10万キロも走れば物理的に相当摩耗が進んでいると思われますので定期的に交換をするのが良いと思います。

ベルトのテンションに気を付けるだけで比較的に簡単に交換できるパーツなので自分でやってしまうのがおすすめです。

旧車のオルタネーターにおすすめなアンペア数は?

まず交換するためのパーツ選びをしなければならないわけですが、
最初に考えるべきポイントは発電量でしょうか。

基本的な概念としてオルタネーターの発電量を上回る勢いで車載装備を使った場合は走行中でもバッテリー上がりを起こす危険があります。

一般的な乗用車のオルタネーターのMAX出力は70A~80Aほどですので、
12V(1A=12W)×70Aとしておよそ840W以上を使っていれば、走行中であれ、いずれバッテリーが上がります。

オルタネーターはエンジン回転でいうとアイドリング状態でもしっかり充電出力をしていますが、2千回転以上でほぼMAX出力状態になります。
これ以上はエンジン回転を上げてもオルタネーターのICレギュレターで調整されますから出力は変わらずオルタネーターが壊れることもありません。

例えばオーディオの大容量アンプ(出力500W~1000W)でも消費電流は20A~30A(240W~360W)程度となります。
その他、夜間ヘッドランプとスモール、室内イルミ等点灯で150Wほど、エアコンで100W、ワイパー50W、リアガラス熱線120W、ナビ70W 、モニター15W 程度の消費電力です。

現代の車の場合ランプ系統はほとんどLEDとなっており消費電力も僅かですが、旧車の場合換装しない限り夜間は特に消費電力が高めとなります。

そうはいっても大体300~500W程度の常時使用と仮定しても70A程度あれば普通に問題はないものと思います。

例えば家庭用の電化製品を使用できるようにするための昇圧インバーターなどを使用する場合だと結構な消費電力になるのでこういった場合は100Aとか120Aとかのオルタネーターを搭載するのが安心だと思います。

今回用意したオルタネーターはこちら

筆者の場合はキャンプユースする場合も考えてクローム仕様の100Aのオルタネーターをebayにて調達しました。

やまひつじ
クローム仕様はキャンプ関係ないと思われる


価格は送料込みでおよそ15000円くらいでした。

社長
ぬふふ

基本的にオルタネーターは正しい電圧を発電するものであればなんでも取り付けができると思いますが、
オルタネーターにはバッテリーに繋がる発電端子と他コネクターが刺さる端子がそれぞれありますので、
自分の車に合うコネクターが刺さるものを年式などから見つける必要があります。
これが合わないと取り付けできないとか、コネクターの再加工などしなければならなくなるかもしれません。

1967年式シボレーインパラのオルタネーターをDIYで交換してみた

交換といっても外して取り付けるだけなのでそんなに難しくはありません。

元はこんな感じ

社長
なんかくすんでて気に入らねー

そもそも論として今回オルタネーターの交換を決意した原因として、
放置していると勝手にバッテリーが上がるためオルタネーターが故障してるのではないか考えたわけです。

やまひつじ
この場合の放置とは何度かエンジンを始動して3回目くらいに掛からなくなるということね、だから漏電とかではないと思ったのさ

シボレーの旧車に関してキー(イグニッションスイッチ)の位置は真ん中がOFFである件

先に白状しておきますが、
よくよく後で調べてみたらキーの位置が「左:ラジオ、真ん中:OFF、右:アクセサリ、最右:スタート」になっているのを知らずにラジオの位置がOFFだと思い込んでいただけだったというのが元凶だったわけですが。

社長
もうね、寝耳にwaterですよ

これに気づくまでに10回近くバッテリーを上がりを起こしたので先日交換したばかりのバッテリーも実は結構痛んでしまったのではないかと思います。

社長
最後のほうではバッテリーインジケーターが白目剥いてたし

67インパラのオルタネーター取り外し

とりあえず買っちまった以上後の祭りなので気を取り直して交換作業を行っていきます。

まずはオルタネーター上部のボルトと下部のボルトをそれぞれ緩めてベルトを外します。

ベルトのテンションに関してはオルタネーターを新品に交換した後で分からなくならないように覚えておくとよいと思います。

やまひつじ
*それが正常である場合


また上にも書いたようにオルタネーターには2か所コネクタ類がありますのでこちらの位置も確認しておきましょう。


取り外したオルタネーターの新旧比較

社長
クローム仕様は美しい

後は逆の手順で取り付けを行うだけです。

Vベルトのテンションだけ正しく掛けておきましょう、基本的には中央部分を指で押した時に指1本くらい沈むのが適正な感じだろうか。

それとバッテリー端子が切れかかっていたのでこちらは後日配線の加工処理をやり直しておきました。

エンジンを始動してみて問題なく発電していれば交換は完了となります。

こうやって見るとエアクリーナーやコンプレッサーなどもクローム化したくなってきますね。


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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!