67インパラ整備編36:バッテリー交換とマイナス端子キルスイッチの取り付け、バッテリートレーのワンオフ製作

本日は67インパラのバッテリー交換とバッテリートレー製作などを行っていきます。

1967年式シボレーインパラに元々搭載されていたバッテリー

輸入した直後はアメリカ本国仕様のバッテリーが取り付けられていましたがだいぶ腐食が進んでいました。


社長
MAXXから発売されているEverStartというカーバッテリーのようです。
やまひつじ
端子が腐ってる….

電圧を計ってみると11V弱くらいだったのでさすがに交換が必要そうです。

こちらはアメリカ標準規格のバッテリーとなっており、グループサイズが24F、CCAが750となっています。

同じバッテリーを日本で手に入れるのは困難なのでひとまず代替となるバッテリーを探す必要がありますね。

アメ車には安定のACデルコ製のバッテリーを使用する

以前にマスタングを乗っていた時期が実はある筆者ですが、その当時はけっこうACデルコにお世話になっていました。
ACデルコは主にGMのOEMだったり互換品を主に取り扱っているメーカーとなりますのでシボレーの車との相性も基本的にはGoodとなります。

今回グループサイズが24ということで同規格品の日本モデルとしては「24-」なんとかという規格で見ていけばいいわけですね。

しかし、生憎見つからず。。。

車のバッテリーで12Vだったら大きさ違っても別になんでもいいのか?

そうはいってもグループサイズって基本的にバッテリーの大きさを示すものなので車体に収まりさえして電圧12Vであれば原則としてなんでもいいわけです。
ただしエンジンの始動性に関わるといわれるCCA(コールドクランキングアンペア)というものがありますがこちらに関してはほとんど同一か、
より数値が高い高性能なものを選択しておくとよいかもしれません。

したがって一応バッテリの長さと幅、そして高さを計測して形状が似ているものから今回探してみたところいくつかマッチするモデルがありました。

社長
選択したのが78DT-7MF

こちらはメンテナンスフリーのバッテリーですね。

CCAは850となっているので以前のものよりも始動性は上ということになります。

今回はこちらへと載せ替えを行います。

バッテリーを交換するときはマイナス端子から

お約束ごとではありますが車体からバッテリーを取り外すときはマイナスターミナルから外しましょう。
これは万が一のショートを避けるための対策です。
逆にバッテリーを取り付ける際にはプラス端子から接続します。

長期間車に乗らない場合はD端子(マイナス端子のキルスイッチ、ターミナル)を取り付けよう

基本的に足として乗るにはでかすぎて取り回しの悪いことこの上ないため、
筆者は月に数回程度しか乗ることがありません。
そんな人はバッテリー上がりを防ぐためにマイナスターミナルを外しておくといった対策を行いますが、
毎回モンキーを持ち出して取り外す作業を行うのは非常に手間がかかりますし、ターミナルも痛めてしまう原因となります。

こういった場合に備えてマイナス端子側にD端子といわれるバッテリーターミナル用の切るスイッチを取り付けましょう。

やまひつじ
こういうやつ

緑の部分を回すことによって接点のオンとオフを切り替えられるので頻繁にターミナルの抜き差しを繰り返す方には非常におすすめです。

取り付けもそのままポン付けが可能です。

社長
にしてもケーブルの腐食もヤバいな

今回全然違う規格のバッテリーへと載せ替えを行いましたが、

交換後のバッテリーでエンジンの始動チェックをしてみたところ全く問題はありません。

旧車のバッテリートレーが経年劣化でボロボロになっていることも

ケーブルの腐食に関しては上記のとおりで要手直しなわけですが、同じだけバッテリートレーのほうも痛んでいました。

普通バッテリートレーなんて交換することはないと思いますが50年物ともなればこの辺にも注意を払っておかないといけません。


因みに筆者のインパラの場合は正面からボルトが2本で止まっているのみでトレー自体は空中に浮いている状態でした。
バッテリーがあれだけの重さですのでいつ脱落しても過言ではないというのと、
トレー自体にバッテリー固定用のステーがあるわけではなく轍などで車がはねたときにバッテリーも一緒にポップしてしまい、万が一車体にプラス端子が触れようものなら事件になり得ます。

そもそもオリジナルのトレーがワンオフで作られたような風貌をしているためもしかすると過去に一度手直ししているのかもしれませんね。

社長
だとしたらセンスなさすぎんよ

いずれにしてもこれでは危険なのでバッテリー交換のついでにトレーのワンオフの製作も行いたいと思います。

旧車のバッテリートレーをワンオフで製作してみた

まずは構想を練らなければならないのですが極力現存の資材を流用する方向で製作を行います。

とりあえず正面からボルト2本受けとという部分に関してはそのままで良いため既存のトレーを交換バッテリーのサイズに延長します。
また車体に固定されるようにタイヤハウス下側からボルト止めでトレーを固定できるようにし、尚且つトレー本体にバッテリー固定用のストッパーを搭載します。

前後にこんな感じで挟み込めればバッテリーがポップしなくなるので、廃材をカットして溶接で取り付けをおこないます。

まずはバッテリトレーの歪みを強制するために万力とハンマーを使用してフラットにします。

次にバッテリーのストッパーをTIG溶接していきますが溶接棒を確実にのせるために事前に研磨をしておきます。

で、溶接します、使用している溶接機はダイヘンのエレコンになります。

トレーが短くバッテリーが収まらないので延長用のステーを製作します。

そしてこちらも裏から溶接

バッテリの後ろ側にはボルトも溶接します。

こんな感じでバッテリーを上から固定できるようにするためのステーも作成しておきます。

するとこんな感じでバッテリーを両側から挟んで固定できるようになります。


一応可能な限りの錆びをワイヤーブラシ等で落としてからアクリルスプレーで表面の塗装をしておきます。

微妙にタイヤハウスに干渉してる模様。

干渉してる部分をカッターでぶった切ります。

こんな感じに綺麗に収まるようになりました。

トレーの背面には長めのボルトを溶接してトレーをタイヤハウス側から固定できるようにします。

タイヤハウスの裏側から固定した様子を見てみるとこんな感じ。

バッテリートレーには水が貯まってしまうことがあるので水抜き用の穴もいくつか開けておきこれを取り付けて完成です。


バッテリーがステーによって固定されるようになりヘッドライトの配線がバッテリーによって押しつぶされなくなりました。

社長
ここ重要だよね

後はバッテリー配線も綺麗に加工をし直します。

このためにプラスのターミナルを別に手配しましたが、これで完璧に仕上がりました。

次回はオルタネーターの交換を行いたいと思います。

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!