67インパラ整備編32:ブレーキホイールシリンダー、ブレーキホース、ブレーキライン(パイプ)の交換

本日は前回に続けて1967年式シボレーインパラのブレーキまわりの整備をPA-R(ピーエーアール)にて行っていきたいと思います。

67インパラ整備編31:シボレーインパラのブレーキまわりの分解とチェック、ホイールシリンダーやマスターシリンダーの研磨修理とは

2018.10.23

インパラブレーキホイールシリンダーの交換

オリジナルのインパラは4輪とも全てドラムブレーキなので各ホイールシリンダーの状態をチェックして必要に応じて研磨修理やシリンダー交換を行う必要があります。

筆者のインパラは左フロントのホイールシリンダーが割れていたためこちらのみ交換、
他の部分に関してはフルード漏れが確認できた部分のみ研磨修理を行うことになりました。

手配した新しいホイールシリンダーをこの位置にセットします。

社長
価格は送料込みebayで3000円くらい

ボルトで増し締めを行った後割ピンを立てて緩み止めを行う必要があります。

ブレーキシューなど他の機構を全て取り外した状態のドラムブレーキはこんな感じ

このようなピストンがシリンダーから伸びておりシューを押し広げることでブレーキが掛かります。

アメ車ドラムブレーキの組み上げ

ブレーキシューが減っている場合などは事前にパーツ手配などをしておき交換します。
基本的な交換の目安はブレーキシューにリベットがあり、
このリベットまで減りが到達するとキーキーと耳障りな音がするようになるためこうなった時が交換時となります。

筆者のインパラには十分な残量があったため今回は交換をせずに組み上げを行います。

なお今回のようにホイールシリンダーを交換したりしなければブレーキのエア抜きの作業などはする必要がありません。
今回はフルードが汚れているのとシリンダーまでばらしてしまっているのでエアー抜きが必要になります。

最終的に組み上げていくとドラム下部にライニングの当たりを調整するための調整ネジがありますのでこれを使って仕上げを行います。

ある程度の当たりを事前に合わせておきます。

長沢整備士
ドラムは僅かにかするくらいの調整がベスト

一応ドラムに穴があいているので位置さえ合わせれば最終調整はドラムの外側からも調整ネジを回すことで行うことができます。

インパラのブレーキライン交換

67インパラには丁度デフに沿うように鉄製のブレーキラインが通っているのでこちらを交換します。

長沢整備士曰くこのラインは経年劣化して腐食しピンホールが空いたりブレーキの圧力などによって突然破裂することがあるとのことです。

一応マスターシリンダーがフロントとリアでブロックが分かれているので仮に破裂してリアのブレーキが利かなくなってもフロントは効くようですが、
どう考えても事件になるのでこのあたりのリスクは排除しておく必要があります。

今回手配したブレーキラインの新しい部品がこちら



社長
ダンボールになんの緩衝材もなくぶち込んで送ってくるあたりがアメリカクオリティー
やまひつじ
案の定変形しとる
長沢整備士
ワンオフで作れるよ!
社長
折角買ったんでこれなんとか使いましょう

ということでまずは古いパイプを外していきます。

丁度中間に継ぎ手ブロックがあり、ここで左右に分岐してます。
ブロックて前にはリアのブレーキホースがありますので後ほどこれも交換します。

取り外すには普通のスパナではなくてフレアナットレンチといわれるブレーキパイプ交換などに使用される爪が内側に回り込んでる専用の工具を使用します。

やまひつじ
長沢整備士はスナップオンのツールを使ってた

両方とも外して新しいパイプを外側から取り付けていきます。

こちらが古いブレーキライン

社長
曲がってるせいか微妙に位置があってない

一応デフにステーがついており位置替えができるようになっているため問題はなさそうですが、
先にブレーキラインを取り付けてしまうと奥に見えているブレーキホースの交換ができなくなってしまうのでまずはブレーキホースの交換を行います。

インパラのリアブレーキホース交換

ブレーキホースの交換ですが手が入る隙間が全然なく作業に結構苦労しました。
リフトがなければ相当手こずる場所になるかと思います。
また筆者のインパラは元々がっつりとアンダーコートを拭いてあるため各部のナットやCリングなどにアクセスするのに予めアンダーコートをスクレーパーやカッターなどで剥いでおく必要がありました。

こちらが取り外したブレーキホース

社長
え、穴が空き掛けてんじゃん
長沢整備士
命拾いしてよかったねー
やまひつじ
ほんまにな

 

インパラの新しいブレーキホースがこちら

因みに接手ブロックに関しては一体型ではないので古いものを流用することが可能でした。
ただ一応真鍮製ということもあり経年で腐食などして割れてしまうことはあるようなので可能な限り同時交換しておくとよいと思います。

最後に新しいパイプやホースを元通り組み上げていきます。


直ぐとなりにマフラーがあるためここに接触しないように組み上げる必要があります。

デフが勾配に応じて多少上下し、それに合わせてブレーキホースも動くためある程度の遊びを確保しておきます。


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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!